【過去】心の中の争点にしよう〜拉致と靖国

2006.11.11 Saturday 01:10
くっくり


 靖国問題は、日本人の「想像力」の欠如が引き起こしている側面もあるのではないか?と、私は最近思うようになりました。
 私も人のことは言えませんが、この「想像力」というのが最近、多くの日本人から欠如しているような気がしてなりません。

 たとえば歴史。
 『明治維新を成し遂げた』『日清戦争に勝った』『日露戦争に勝った』『韓国を併合した』『日中戦争に突入した』『真珠湾を攻撃をした』『ポツダム宣言を受け入れ敗戦を迎えた』……
 これらの事象一つ一つは単なる「点」でしかありません。「点」をつなげて「線」で見ないと真実は見えてきません。
 が、学校で教わるのはたいがい「点」としての歴史です。
 (私もたいがいそういう教育を受けてきましたが、高校の世界史の先生が素晴らしい方で、歴史を物語風に「線」で教えて下さり、流れが非常に良く理解できました)

 歴史を「点」として単発的に見ている限り、なかなか想像力は湧いてきません。
 「線」で見て初めて想像力が湧いてきます。「その時代にそこに生きた人たちは、なぜこういう行動を起こしたのだろう?」と、興味を持って考えることができるようになります。
 
 あの戦争の時代を生きた日本人が、日々どういう気持ちで暮らしていたのか。国や故郷に対してどう思っていたのか。そして、もし自分があの時代の一員だったとしたら、どのように行動しただろうか?

 当時をリアルタイムで生きた人たちの心を、完全に理解することは不可能でしょう。
 が、日本が生きるか死ぬかという時代、彼らがどれほど切羽詰まった気持ちで(あるいは逆に希望を未来につなげて)生きていたのかを、ある程度まで想像することは私は可能だと思います。
 皆さんも想像力を働かせて、自分がタイムマシンにでも乗ったつもりで、もう一度歴史を振り返ってみませんか?

 付け加えるならば、政治家の中にも歴史を「点」でしか捉えていない人が、何とたくさんいることでしょう。
 「点」でしか捉えられないから、祖国のために戦って亡くなっていった父や祖父の世代の声なき声に、耳を傾けることができないのではないでしょうか。
 そして「点」でしか物を言ってこない中国や韓国の尻馬に乗って、日本批判を繰り広げている。私にはそんな愚かな図式が浮かんでくるのです。

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