緊急事態条項創設すら困難!? 「正論」論客58人緊急アンケート
2016.03.22 Tuesday 02:09
くっくり
【理想は全面改正であるが、憲法は公布されてから70年近く経過したにもかかわらず、一度も改正されたことがなく、憲法改正そのものが“神聖不可侵”の禁忌と化している現状に鑑み、部分的改正を段階的に積み重ねていかざるを得ない】
(國學院大学名誉教授・大原康男氏)
【「国軍=軍国主義と徴兵制の復活」などと勘違いはなはだしい平和ボケした大多数の有権者に向けて、夏の参院選で「憲法9条の改正」を看板に掲げるのは、刺激が強すぎるのではないかと危惧する】
(ノンフィクション作家・河添恵子氏)
【現時点で日本が即座に憲法9条の改正に踏み出せば、中国は「日本の軍国主義が復活した」と最大限に宣伝し、日本攻撃の材料として活用するはず。米国などが同調すれば、かえって日本に不利な国際情勢が形成されてしまう懸念がある】
(八重山日報編集長・仲新城誠氏)
中国がどうこう以前に、朝日新聞などを中心とした日本のメディアが、安倍政権打倒の材料として活用するでしょうね(T_T)
憲法9条(2項)の改正は難しくても、緊急事態条項の改正なら国民の賛同を得られやすいのでは、という意見はとても多かったのですが、それすら難しいと考えている論客も複数いました。
【「緊急事態条項ならば国民に受け入れられやすい」と考えるのは間違いだ。国民が最も恐れるのは、東日本大震災時の民主党政権のように、政府が機能不全に陥ることだ。あの記憶からも「政府に大権を委ねるべき」との国民合意はいまだ形成されていない】
(拓殖大学教授・呉善花氏)
【緊急事態条項創設だけを先行させるべき、という選択肢も改憲の実績づくりとして現実的に見えるが、相当難しい。必ず“隠れ護憲派”が跳梁して、「(緊急時に)国会議員の任期を延長する」だけの改正で骨抜きにするだろう。9条など本命の改正は却って遠のいてしまう。しかも96条が生きている限り、今の政治状況ではその中途半端な改正すらかなり難しいと思われる】
(京都大学名誉教授・中西輝政氏)
ここでもやはり私は、日本のメディアがまず足を引っ張ると思います。
何しろ、安倍政権のやることなすこと、ほとんど全てを「悪」だと決めつけるんですから。
さっそく報ステもこんな特集やってたし。
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