“難しいこと”に触らない日本の文系学部! 青山繁晴「インサイト・コラム」
2016.02.18 Thursday 18:46
くっくり
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「君たちの友だち付き合いと同じだと」
一同
「うーん」
青山繁晴
「で、もしも試験でカンニングしてたら厳しく注意するのが本当の友だちであって」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「で、それを国際関係論に当てはめたら、日本は戦争に負けたからといって、たとえば先般問題になった慰安婦をはじめ、事実と違うことは違うと言って、それで友だち付き合いをするっていうのが本当の国際関係論で」
一同
「うーん」
青山繁晴
「かっこいい難しい話を、するんじゃない。それから、君の友だちがたとえば、北朝鮮に奪われているのに、取り返しに行かないんだったら、それは本当に友だちと言えるのか」
一同
「ああ〜」
青山繁晴
「そして、取り返しに行っちゃいけない国は、ほんとに国と言えるのか。国というのは国民を守る以外に何か目的はあるのかっていう話をするんですね」
一同
「うーん」
青山繁晴
「この10年近くずっと学生から返ってくる反応はですね、要するに拉致事件ってのはたとえば、一度も教わったことがないと」
櫻井浩二
「あぁ〜」
田中みずき
「うーん」
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青山繁晴
「で、中学・高校ではともかくとして、その、大学入っても全く聞かない」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「つまり、この国際関係論の授業で、出るような話だと思わなかったっていうことなんですね」
櫻井浩二
「ほぉ〜〜」
青山繁晴
「で、これはどういうことかというと、実は、そういう、難しい話、難しいっていうのは、立場の違いによって意見が分かれたり、あるいは北朝鮮の側からしたら違う話になるようなこと、そういう難しいことに触らないっていうのが」
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「実は日本の、文系学部の、僕は特徴だと思うんですね」
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