“難しいこと”に触らない日本の文系学部! 青山繁晴「インサイト・コラム」

2016.02.18 Thursday 18:46
くっくり



櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、まあ、ざっと言えば10年近く前になるんですけれども、その時に一番びっくりしたの、何だと思います? 櫻井さん」

櫻井浩二
「え〜、何でしょうか…」

青山繁晴
「あの、僕の友だちで大学の先生やってる人は何人かいるんで、あの、私語したり、それからメールをずっと打ってたり、そういうのでびっくりするよって言われたんですが」

櫻井浩二
「はい」

田中みずき
「うーん」

青山繁晴
「で、それ全くなかったんですよ、実は」

田中みずき
「へぇ」

櫻井浩二
「あ、青山さんの授業に関しては」

青山繁晴
「ええ。いやいや、僕の授業だけかどうか、ちょっと分かんないんですけども。実は噂に聞いてたそれはなくて、みんなシーンと、大人しくしてるんですけれども、その大人しくしてる学生諸君の、眉間のしわ、つまり、1年生18歳ですよね、18、19,20、21、それぐらいの学生の諸君の、眉の間に、縦じわが寄っててですね」

櫻井浩二
「ええ」

青山繁晴
「もちろん全員とは言わないけれども、これ、これは、たとえば将来の不安とかはあるかもしれないけど、もっぱら、家族の中で問題抱えてんじゃないかと思ったんですね」

櫻井浩二
「ほぅ〜〜」

青山繁晴
「で、その時に、なりたくなかった先生だけれども、まあ、10年はやろうかなと実は決心しまして」

櫻井浩二
「ええ」

青山繁晴
「で、今日もちろんあんまり時間はないんですけれども、それから、その時から、こう、何をやってるかというと、もうとにかく学生の中に入っていって、そしてあの、近畿大学は、養殖マグロで有名になってですね、偏差値も上がって、たとえば教室で言うと、もう前半分は熱心な学生なんですよね」

一同
「うーん」

青山繁晴
「ところが、ま、一番、正直僕は関心あるのは、後ろの席で、こう隠れて私語してたり、要するに単位取るためだけに来てる学生」

一同
「うーん」

青山繁晴
「その彼らに一番関心があって、その、前の学生には、前の方に座ってる、熱心な学生には申し訳ないんですけれども、後ろに行ってずっと話してるんですけれども。で、僕の教えてるのは国際関係論っていう、科目なんですが、これをかっこいい外交の話だと思うなと言ってるんです」

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