政府が国連委で慰安婦“強制連行”初反論「朝日新聞が“捏造”を報道」

2016.02.17 Wednesday 14:41
くっくり


 委員会は、今回の議論をふまえ、3月7日に審査の最終見解を公表する見通しだそうです。
 どんな内容になるか気になるところです。

 杉山晋輔外務審議官の説明には、中国系の委員などから大きな反発があったようですが…。

 NHKによれば、委員の1人で、エジプト人のガブル議長は取材に対し、こう述べたそうです。

「日本政府や代表団は、われわれの疑問に答えを提供しようと努めていた」
「委員会としての目的は女性に対する日本での認識の向上や政府との共同作業であり、友好的に実現できたと思う」
「私は評価する立場になく、委員会として評価し判断することではあるが、日韓の合意は考慮に値する」

 いずれにしても、これは小さな一歩に過ぎません。
 国連のひとつの委員会で反論しただけ。

 国際社会、特に欧米メディアに広まってしまった“性奴隷”を、今後どう打ち消して行くのか。
 河野談話をこのまま“有効”な状態にしておいて、どこまで戦えるのか。

 日本政府は機会があるごとに、いえ、機会をつくって、説明していかなければ。
 
 産経もそのあたり解説してくれています。

【慰安婦問題】
「批判は事実に反する」国連委で 遅まきながら政府が反転攻勢 河野談話の重荷なお(2016.2.17 10:00)
 「受け入れられない」

 女子差別撤廃委員会の対日審査で、慰安婦問題に関する杉山晋輔外務審議官の発言後、中国出身の女性委員が声を上げた。「誰も70年前の出来事を否定したり、変えたりすることはできない」

 これに対し、杉山氏は 「日本政府が例えば歴史の否定をしているとか、この問題について何の措置も取っていないというご批判は事実に反すると言わざるを得ない」と穏やかな口調ながらも強く反論した。

 しかし、別の委員からも、日本は1993(平成5)年に慰安婦募集の強制性を認めた河野洋平官房長官談話を出しているのにもかかわらず、なぜ今になって否定するのかといった疑問の声が上がった。

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