秦氏×阿比留氏 日韓合意対談&国連で日本政府がようやく“強制連行”反論へ!
2016.02.13 Saturday 03:49
くっくり
(私はこれを勝手に「阿比留さんの安心理論」と呼んでいる)
特に、秦さんが「韓国側から苦情が出てきたら、日本側は果たして知らん顔という姿勢を貫けるか」と疑問を呈した時の、阿比留さんの回答が…
「少なくとも安倍政権は完全に貫く」
つまり、安倍さん以降の政権はどうなるか分からないということですよね。
それとは別に、阿比留さんの話にはこんな印象的なくだりもありました。
「それ(慰安婦強制連行説)を正す前提として、まず告げ口外交を展開する韓国を黙らせる必要があった。その次の段階で事実関係を欧米など諸外国に周知させていくことが必要で、そういう2段階を踏んでいるのだと私は思っている」
そう言われれば(この対談の前か後かは分かりませんが)1月18日の参院予算委員会で、安倍総理は、日韓合意について一部海外メディアが慰安婦を「性奴隷」と報じ続けていることに関し、こう述べていました。
「海外プレスを含め、正しくない誹謗中傷があることは事実だ。性奴隷、あるいは(慰安婦の数が)20万人といった事実はない。政府として、それは事実ではないと、しっかりと示していく」
(産経 2016.1.18 17:09)
実際、2月15日からジュネーブで開かれる国連女子差別撤廃委員会で、日本政府はようやく、「慰安婦は強制連行ではない」と反論することになっています。
これは昨年8月、同委員会から「慰安婦の強制連行はないとの主張がある、見解を述べよ」と問われた件への回答です。
これだけを見ると、「おお!確かに日本政府は2段階を踏んでるね!」となるかもしれませんが、経緯をきちんと見ると、あまり表に出てきていない事実があることに気づきます。
結論から言うと、
今回、反論の機会を得られたのは、政府(外務省)ではなく民間が動いたからです。
前衆議院議員の杉田水脈さんが昨年7月、国連女子差別撤廃委員会の準備会合(プレセッション)に出向き、朝日新聞の誤った報道とそれによって海外に広まった誤った情報などを指摘するスピーチを行い、強制連行説には根拠がないと訴えたのがきっかけです。
(杉田さんはこの時、テキサス親父ことトニー・マラーノさんや「なでしこアクション」の山本優美子代表など、民間の方々とも連携しました)
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