秦氏×阿比留氏 日韓合意対談&国連で日本政府がようやく“強制連行”反論へ!

2016.02.13 Saturday 03:49
くっくり


image[160212-04abiru.jpg]韓国は米国のリッパート駐韓大使が前科のある男に刺されてしまうような国。もともと無法がまかり通る国。韓国側で騒動が起きたり韓国内で割れるのは、もう日本政府としてははじめから当然だと想定していて、冷ややかに見ていただけだと思う。今回の合意の意義は日韓間の政治問題だった慰安婦問題が、日韓合意によって韓国の国内問題となったことだと理解している。韓国が国内の反対勢力の説得に失敗しようが、新基金が頓挫しようが、もうそれは全て韓国の問題。わが国は別に関知しないという姿勢で見ていると思う。安倍総理は周囲の「本当にこれで最終決着という確証が取れたのか」との質問に「それはまだわからない。しかし、ここまでやった上で約束を破ったら、韓国は国際社会の一員として終わる。今までの河野談話やアジア女性基金の時とは違って、今回は国際社会が注目しているからだ」と言っている。確かに不確定要素はあるが、そのときは国際社会とともに悪いのは韓国だといえるという趣旨だと思う。

image[160212-03hata.jpg]私が聞いているところでは外務省は「放っておけ」というスタンスだったが、谷内正太郎安全保障局長が東アジアにおける日米韓の安全保障体制強化を優先させたい、慰安婦問題は本来がマイナーな問題に過ぎないと見切る。それが今回の合意につながった。

image[160212-04abiru.jpg]1年近く前から、谷内さんを中心に進めてきたのは事実だろう。当然安全保障という要素が強い。韓国が中国への傾斜を深めるなかで、東アジアを安定させるには、「中韓VS日本」という構図を「日韓VS中国」あるいは「日米韓VS中国」という構図に書き替えなければならない。そうしたことは当然考えていたと思う。しかし、そうだとしても今回の合意は−もちろん私にしても諸手を挙げて賛成しているわけではないし、不備はあるにせよ−おおむね7対3で日本の勝ちだなと素直に思う。


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