超党派議連「体育の日」名称変更へ…そんな暇あるなら東京五輪の哲学を打ち出せ! 青山繁晴「インサイト・コラム」

2016.02.10 Wednesday 19:45
くっくり



櫻井浩二
「はぁ、はぁ、はぁ…」

青山繁晴
「で、それ以降、オリンピックの閉会式がガラッと変わったっていうね」

一同
「はぁ〜(驚き)」

青山繁晴
「あの、スポーツの歴史に残る、いわば良き大事件なんですよね」

櫻井浩二
「はぁ〜」

青山繁晴
「で、その後のオリンピックを考えていただくと、ちょうど東京五輪、1回目の五輪の20年後に、えー、1984年にロス五輪がありまして」

image[160210-08Los.jpg]

櫻井浩二
「はい、はい」

青山繁晴
「で、この時から徹底的に、商業化しちゃったんですよね」

一同
「うーん」

櫻井浩二
「そうですね」

青山繁晴
「で、但し、このロス五輪は、反面でその、税金を使わないっていうプラスの面もあったんですけれども、ここからオリンピックはもう何か変わっていっちゃって。そして極めつけは、2008年の、北京五輪なんですよね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「この時、ま、日本人は忘れっぽいけれども、しかしあの時、聖火リレーが、どんなにひどく揉めて、私たちの長野が、中国の赤い国旗で埋め尽くされて」

image[160210-09nagano.jpg]

櫻井浩二
「ああ〜」

青山繁晴
「大変なことになったっていうのを覚えてらっしゃいますよね」

櫻井浩二
「はい、はい」

image[160210-10nagano1.jpg]

青山繁晴
「で、実際、中国国内でも、オリンピックのために土地が無理やり収用されちゃったり」

田中みずき
「うーん」

青山繁晴
「ま、はっきり言うと国家主義のオリンピックに変わっちゃったんですよね」

櫻井浩二
「うーん」

青山繁晴
「で、その中で2020年に日本がもう一度オリンピックやるっていうのは、普通に考えれば、清潔なオリンピックの再生、もう一度、スポーツの本当の意味を甦らせましょうってことを、誰が考えてもそういうことが頭に浮かぶ。で、国会でそんな話聞いたことがない」

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