超党派議連「体育の日」名称変更へ…そんな暇あるなら東京五輪の哲学を打ち出せ! 青山繁晴「インサイト・コラム」

2016.02.10 Wednesday 19:45
くっくり



櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「これ、あの、私たちが久しぶりに見る、『坂の上の雲』、それが2020年の東京オリンピックですよね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「『坂の上の雲』っていうのは司馬遼太郎さんが、えー、本のタイトルになさった素晴らしい言葉なんですけれども。みんなでそこに、こう、上に向かって歩いていこうとする時に、エンブレムであったり、あるいは競技場であったり、いろいろ嫌な問題も起きましたよね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、その大きな背景に、あるのが、いまいち、何のためにオリンピックやるのか、哲学がはっきりしてないっていう雰囲気が、そこはかとなく…」

櫻井浩二
「ああ…」

青山繁晴
「うーん、やっぱりあるってことも影響してると思うんですよ」

櫻井浩二
「はぁはぁ、はい」

青山繁晴
「そうすると国会議員たるものは、この体育の日を無理にスポーツの日って名前変えるなんていう、ちまちましたこと、あるいは日本語にとっておかしなことをやる暇があったら、2020年の東京オリンピックに向けた、そのオリンピックだけじゃなくて、私たちの日本の、日本国の在り方、国の理念とか哲学をしっかり打ち立てていく」

一同
「うーん」

青山繁晴
「それも、自民党が勝手にやるんじゃなくて、このスポーツ議連は超党派だそうですから、超党派でやると。そういうことをしてくれませんかと」

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櫻井浩二
「ああ〜」

青山繁晴
「思いません?」

一同
「うーん」

櫻井浩二
「そうですねぇ」

青山繁晴
「でね、それで振り返れば、1964年の東京オリンピック、これ僕はあの、今回のこと起きる前から、講演会などで申してるんですけど、ほんとに清潔なオリンピックだったんですよね」

櫻井浩二
「ほぅ〜」

青山繁晴
「で、あの、ま、あの、リスナーも、いろんな年齢の方いらっしゃいますけれど、僕はあの時小学校5年生だったですけれども、その、本当に、いや、僕も敗戦後教育ですから日本は悪い国と教わってきて、あの東京オリンピック、あの10月10日の、真っ青な青空、で行われた開会式を見てるうちに、やっぱり、自分の祖国に対する気持ちはあそこで変わったんですよね」

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