続・自衛官の命が大切なら二度と差別はしないで下さい

2016.02.08 Monday 17:02
くっくり


 この発言に対して自衛官、同OBから批判の声が上がりました。
 わが国では「兵役を苦役」と位置付けていますが、外国では徴兵、志願を問わず、「兵役は光栄」「兵役は神聖な任務」と位置付けて軍人に敬意を表し、名誉と処遇を与えています。

 柿沼さんは陸上自衛隊幹部学校の幹部高級課程の学生の頃、韓国で研修しました。
 空港に着き、バスに乗車すると、年配のご婦人(通訳)が日本では聞かれない上品な日本語で「このたびは、日本から偉い兵隊さんがお見えになりましたので、国が私に案内を命じました」と挨拶しました。
 柿沼さんは35年間の自衛隊勤務中、「兵隊さん」と呼ばれたのは韓国研修中の5日間だけでした。

 アメリカ出張から帰国した柿沼さんの同期生は、こんな話をしたそうです。
 「遊覧船に乗るため、列の一番後ろに並ぶと、一番前に並んでいる女性が『兵隊さん、私の前に入って下さい』と言って前に入れてくれた。抗議する人は一人もいなかった」
 アメリカでは、勲章も、最高位の「名誉勲章」は軍人にしか授与されません。
 命を懸けて国家、国民を守ってくれる軍人に敬意を表するのです。

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 【15/9/12付:自衛官の命が大切なら二度と差別はしないで下さい】をUPした後の動きに少し触れておきます。

 1週間後の2015年9月19日、安全保障関連法制が参院本会議で可決され、成立しました。

 それをきっかけに、共産党が、安全保障関連法制廃止に向けた「国民連合政府」構想をぶち上げました。

 2016年の参院選で、独自候補擁立にこだわらず、民主党などと統一戦線を張り、安倍政権を退陣に追い込むというものです。

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 共産党のラブコールに、民主党の岡田代表は当初、前のめりな姿勢を見せていましたが、今ではすっかり腰が引けています。

 その理由は、

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