続・自衛官の命が大切なら二度と差別はしないで下さい
2016.02.08 Monday 17:02
くっくり
(10)迷彩服で民間機に乗るな
1999年(平成11年)6月、自衛官が訓練に赴く途中、迷彩服を着て民間の旅客機に搭乗しました。
朝日新聞はある航空・軍事評論家の「演習場までは単なる移動なのだから、民間機にわざわざ迷彩服を着て乗る必要性は全くない」(6月24日付)や、社民党の「有事法制の整備に向けた既成事実の積み上げを意図した行為」(6月26日付)とのコメントを掲載し、自衛隊を非難しました。
野球の選手が試合に行く際、学生服やスーツでなく、ユニフォームを着用して電車やバスに乗っても朝日新聞は文句を言わないでしょう。
災害で助けてもらう時は迷彩服OK、訓練のために移動する時はNO、身勝手ではないでしょうか。
ちなみに、柿谷さんは防大学生時代に、小銃を携行、戦闘服を着用して国鉄に乗車し、富士の演習場まで行きましたが、当時、どこからも文句は出なかったそうです。
(11)住民を救い殉職した自衛官に敬意や哀悼の意を表さず
1999年(平成11年)11月22日、二人の自衛官が登場する航空自衛隊のT33A練習機に、埼玉県狭山市の住宅街の上空でトラブルが発生しました。
直ちに脱出すれば自衛官の命は助かりますが、住民に被害が及ばないよう郊外の河川敷に誘導、事故の直前まで脱出せず、殉職しました。
己のリスクを顧みず、住民を救ったのです。
ところが翌日、23日付の朝日新聞は「空自機墜落、高圧線切る」「狭山市長 飛行自粛と補償要望」「その時、街が止まった」「手術も中断」などと非難し、己の命を犠牲にした二人の自衛官に対する経緯や哀悼の意を表す記述は一切ありませんでした。
「自衛隊員の命を軽く考えている」のではないでしょうか。
1929年(昭和4年)、英国留学中の小林淑人海軍大尉が飛行訓練中、類似の事故が起きました。
炎が操縦席に入ってきても、大尉は歯を食いしばって郊外まで飛行機を操縦して脱出、民家に被害はありませんでした。
当時のイギリスの新聞は、外国軍人である日本海軍大尉の英雄的行為を褒め称えました。
自国軍人に哀悼の意を表さない朝日新聞とは大違いです。
(12)兵役は「苦役」か?
安倍総理は、2015年7月30日の参院平和安全法制特別委員会で、「徴兵制は憲法が禁止する意に反する苦役で、明確な憲法違反だ。今後も合憲になる余地は全くない。政権が代わっても導入はあり得ない」と述べました。
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