情治国家・韓国の一挙一動の記録! 加藤達也・産経前ソウル支局長「なぜ私は韓国に勝てたか 朴槿惠政権との500日戦争」より
2016.02.06 Saturday 02:55
くっくり
安倍政権が韓国側の対応を批判し続け、表現の自由などに基づく公平な対応を毅然と求め続けたことも大きかったと思います(もしこれが民主党政権だったらどうなっていたか?)。
アメリカ政府、欧米メディア、国際ジャーナリスト組織などが韓国側に懸念を表明し、国際社会の包囲網が形成されたことも大きかったでしょう。
また、韓国側の事情(セウォル号事故後のゴタゴタ、『帝国の慰安婦』裁判、慰安婦問題など日本との外交懸案事項)が、加藤さんに有利に働いた面もあったようです。
もうひとつ忘れてはならないのは、主任弁護人を引き受けてくれた朴栄●(王へんに官)氏の存在です。
image[160205-05paku.jpg]
[朴栄●氏は社会的評価を受けにくいと言われている全羅道地方出身。そのため韓国法曹界の中では“異質”の経歴の持ち主だという]
何人もの法律家に弁護を断られる中、火中の栗を拾ってくれたのが朴氏でした。
朴氏は、「この裁判で弁護の依頼を断り続けるようなことがあったら、韓国や韓国民が笑いものになっていた」と話していたそうです。
また、現在の日韓関係についても憂慮し、日本のことを公に良く言うと周囲から“親日派”と非難されるような状況を、「弁護士として打開したいと思う」とも言っていたとか。
加藤さんは朴氏に対して、「本当に感謝してもしきれない」と率直に語っています。
当たり前のことですが、韓国人の全てが加藤さんに敵対していたわけではありません。
「外国に来てこんなひどい目にあって大変でしょう。私は応援していますから。これを食べて元気を出しなさい」と高級な果物をプレゼントしてくれた、行きつけのクリーニング店の店主。
判決公判で「無罪」が言い渡された後、加藤さんに握手を求めてきて、「本当に大変でしたね。実は私は、前支局長の無罪を信じていた」と言ってくれた男性廷吏。
一連の「事件」に対する韓国ネットユーザーの中にも、「起訴はやりすぎだ」「無罪判決は当然だ」という冷静な反応は少なくありませんでした。
[7] << [9] >>
comments (5)
trackbacks (1)
<< 消費増税凍結へ布石の日銀マイナス金利と財務省の倒閣運動! 青山繁晴「インサイト・コラム」
続・自衛官の命が大切なら二度と差別はしないで下さい >>
[0] [top]