“奇跡”を目撃…天皇皇后両陛下フィリピン行幸啓&報道されない日本軍の真実
2016.01.30 Saturday 03:59
くっくり
そして、ご神体が本殿に到着した後に再び降り始め、参列者たちを驚かせたそうです。
それにしても…。
長年の悲願でいらしたとはいえ、真冬の東京から暑いフィリピンへ…。
ご高齢をおして慰霊の旅を続けられる両陛下のお姿を拝見していると、切なさを感じることもしばしばです。
天皇陛下は、御父上の昭和天皇が果たすことがかなわなかった「責務」を受け継がれ、それを命懸けで果たそうとなさっているのでしょう。
皇后陛下も、そんな天皇陛下をやはり命懸けでお支えになっています。
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[28日、両陛下は日系人2世ら約90人と面会され、苦労をねぎらわれた]
もちろん慰霊だけではなく、戦中戦後、苦難を味わってきた戦没者ご遺族や日系人の方々への慰労も…。
今回も両陛下は行かれた先々で、それこそ一人一人に丁寧にお声をかけていらっしゃいました。
「比島戦没者の碑」の掃除など管理をしてくれているフィリピン電力公社(厚労省が委託)の方々にも、感謝の言葉を述べられたそうです。
月並みな言い方で恐縮ですが、本当に頭が下がります。
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あと、27日の晩餐会に関して言えば、日本のメディアは陛下のおことばだけを報道したところが多かったようですが、アキノ大統領のあいさつも素晴らしかったです。
一部引用します(ともに全文はこちらを)。
【……私が天皇、皇后両陛下にお目にかかるのはこれが4度目となります。最初は1986年に私の母の日本訪問に随行したとき、その後は私が大統領として貴国を訪れた際のことです。お目にかかるたびに感銘を受けるのは、両陛下が示される飾り気のなさ、ご誠実さ、そして優美さです。両陛下が今日までいかにして責務や義務を果たされ、多大な犠牲を払われてきたのかを思うと、誰もが驚嘆せずにはいられません。そしてそのすべては、さまざまな関係を立て直してさらによいものにしていきたいという、ご生涯をかけた献身の一環を成すものなのです。
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