『空母いぶき』はリアル! 元防衛大臣・元海将らが解説

2016.01.23 Saturday 02:50
くっくり


 Amazonの『空母いぶき』第1巻image[]の内容紹介より。

【最新鋭空母が発進する新軍事物語!!!
 『沈黙の艦隊』『ジパング』に続く、かわぐちかいじの新軍事エンターテインメント第1集!!
 20XX年、尖閣諸島沖で海上自衛隊と中国海軍が衝突!!
 戦闘は回避したものの、危機感を募らせた日本政府は、最新鋭戦闘機を搭載した事実上の空母「いぶき」を就役させ、新艦隊を編成ーーーー!!!
 艦長は、空自出身の男・秋津―――。】

 ちなみに、同じ作者の『ジパング』も読んだことがあります。
 アニメで興味を持ち、文庫化された時に全巻読みました。
 これも面白かったです!最後ちょっとあっけなかったけど…(^_^;

 『ジパング』は現代のイージス艦が大東亜戦争時下にタイムスリップするという現実離れした設定でしたが、『空母いぶき』は日本がいま実際に抱えている尖閣諸島の問題を軸に展開しているので、非常にリアリティーがあります。

image[150122-04nakami.jpg]
[Amazonの『空母いぶき』第1巻image[]の「なか見!検索」より。物語は、中国の偽装漁民が遭難を装い、尖閣諸島に上陸する場面から始まります]

 もう少しだけ具体的に紹介すると…

 中国軍が尖閣・先島諸島に奇襲攻撃をかけて占領し、島民が人質になります。

 そんな中、最新鋭戦闘機F35B(実際に航空自衛隊への配備が決まっている第五世代ステルス戦闘機F35Aの垂直離着陸可能タイプ)を積んだ空母『いぶき」が先島諸島海域に向かいます。

 その過程で、中国軍が軍事的な動きを色々して、政府も自衛隊も次々と厳しい決断を迫られます。

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