現実優先の政治決断をした安倍総理!“性奴隷”の虚構を自ら発信せよ! 青山繁晴「インサイト・コラム」
2016.01.06 Wednesday 18:51
くっくり
突然の日韓合意の背景に、北朝鮮のこうした動きがあったのかどうか、私には分かりません。
が、仮にそうだとしたら、慰安婦問題が、すなわち私たちの先人の名誉に関わる問題が、外交や安全保障の問題に翻弄され、犠牲にされてしまった感は否めません。
そして、それは韓国の人たちも感じていることなのかもしれません。
(もちろん彼らの歴史観は事実から全く乖離した歪曲されたもので、私たちが決して受け入れられるものではありませんが)
北朝鮮の脅威に対抗するためには、日米韓の連携を強固なものにしておかねばならないのは事実でしょう。
でも、今回の合意で、国際社会に「日本政府が、第二次大戦中に20万人のアジア人女性を性奴隷として強制連行し、人権を蹂躙した事実を認め、韓国政府に10億円を支払うことに合意した」という虚偽が広がってしまったのも事実です。
このあたり、海外在住の日本人や日系人の団体も、一番禍根を残した点として挙げています。
■GAHTの見解(アメリカ)
「民間団体で行っている『慰安婦は性奴隷ではなかった』とする主張は、ますます困難な道のりを歩まなくてはならない」
■AJCNの見解(オーストラリア)
「このままでは、『将来の世代に謝罪させない』どころか『将来の世代に濡れ衣を着せ続け、反論の機会を奪い、民間レベル、個人のレベルで言われなき汚名に対する謝罪を子や孫に続けさせる』ことになりかねません」
今後、海外在住の同胞がなおいっそう苦しい闘いを強いられるのは確実で、そのことを考えると胸が詰まります。
安倍総理は、彼らにも何か一言あってしかるべきではないでしょうか?
<おまけの情報>
本日、関テレ「ワンダー」(「アンカー」後番組)で北朝鮮の核実験に関して青山繁晴さんの電話コメントが流れた模様です。
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