日韓合意で韓国以外の国はどう動く?…Tweetまとめ15.12.16〜15.12.31

2016.01.04 Monday 02:49
くっくり



 経済が苦しい中国も、せっかく改善に進み始めた日本との関係を、少なくとも今はややこしくさせたくはないでしょう。

 12月29日、中国外務省の陸慷報道官は記者会見で、日韓合意についての論評を避け、「成り行きを注視していく」と述べるにとどめました(ロイター 2015年 12月 29日 18:13)。
 「中国は単独での対日批判はやりにくい。来年は中日関係も回復に向かうかもしれない」という中国共産党関係者のコメントも報道されています(産経新聞 2015.12.31 14:30)。

 あるいは、習近平政権は馬英九に「やらせている」のかもしれません。
 「やらせている」が言いすぎなら、馬英九が習近平の代わりに「やってあげている」。

 馬英九は若い頃から反日ではありますが、総統になってからは(正確には総統候補になってからは)態度を軟化させました。
 それが任期終了が近づくにつれ、慰安婦記念館を開館したり、抗日戦争の展示も含む軍事博物館の建設構想を示したり、急に歴史問題で中国と歩調を合わせてきた印象があります。

 話を戻すと、日本との良好な関係を維持したい国々が、それを危うくしてまで元慰安婦への謝罪や賠償を要求してくるか?となると、どうなんでしょう。

 それに、要求しても日本が受け入れる可能性はゼロです。
 長年しつこく日本に法的賠償を求めてきた韓国でも、それが叶わなかったわけですから。

 もちろん、法的ではなく人道的な対応(韓国と同じく10億円ほどの「支援」)を求めてくる可能性は十分あります。

 その場合は、残念ながら日本もそれなりに対応しなくてはならなくなるかもしれません。
 少なくともアジア女性基金の関係国に対しては。

 あれやこれやで、日韓合意の余波はまだまだ続きそうです。
 「慰安婦問題年表」の加筆も当分終わりそうにありません…(T_T) 


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