なぜ朝日は慰安婦虚報を続けたのか?「崩壊−朝日新聞」より

2015.12.27 Sunday 03:20
くっくり



國民と共に立たん
本社、新陣容で「建設」へ

支那事変勃発以来、大東亞戰争終結にいたるまで、朝日新聞の果たしたる重要なる役割にかんがみ、我等こゝに責任を國民の前に明らかにするとともに、新たなる機構と陣容とをもつて、新日本建設に全力を傾倒せんことを期するものである
今回村山社長、上野取締役会長以下全重役、および編集総長、同局長、論説両主幹が総辞職するに至つたのは、開戰より戰時中を通じ、幾多の制約があつたとはいへ、眞実の報道、厳正なる批判の重責を十分に果たしえず、またこの制約打破に微力、ついに敗戦にいたり、國民をして事態の進展に無知なるまゝ今日の窮境に陥らしめた罪を天下に謝罪せんがためである
今後の朝日新聞は、全従業員の総意を基調として運營さるべく、常に國民とともに立ち、その聲を聲とするであらう、いまや狂瀾怒涛の秋、日本民主主義の確立途上來るべき諸々の困難に対し、朝日新聞はあくまで國民の機関たることをこゝに宣言するものである

朝日新聞社

※真ん中の段落の最後、引用元は「天下に謝せん」とありますが、『WiLL』で紹介されている文章では「天下に謝罪せん」となっていますので、そのように修正しました。

 長谷川氏曰く、朝日は、戦前戦中のこととは、この「宣言」によってきれいさっぱり決別して、「生まれ変わった」というつもりでいるのだろうと。

 要するに、「戦前のことはもう、私どもには関係ありません。もう生まれ変わったのだから、昔のことは堂々と批判できる」と思っているのだろうと。

 (°д°)ポカーン (゚Д゚)ハァ?

 長谷川氏は、この「宣言」そのものが自己欺瞞であることも、『崩壊−朝日新聞』に書いたそうです。


 さっき、「過去の否定、弾劾」が朝日の「大義」となっているという話がありましたが、そうした考えに影響を与えたのが、マルクス主義であると長谷川氏は言います。

 ただ、マルクス主義の影響があるとしても、なぜ30年あまりも、慰安婦強制連行関連の記事を裏取りもせず、現地で証言を取ることすらせずに掲載し続けてきたのかという疑問は残ります。

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