夫婦同姓に合憲判断! なぜか議論されない「子供の姓」

2015.12.18 Friday 02:32
くっくり


 判決当日から翌日にかけての報道番組や情報番組は、「合憲判断が出て残念」というスタンスがほとんどでした。
 出演者も容認派が圧倒的。
 それも女性だけでなく、男性にも多かった。

 テレビをはじめとしたメディアは全然世間の声を反映してないと思う(いつものことですが)。

 しかも、容認派のコメントを聞いてみても、「仕事で不都合を感じる人がいるなら認めてあげればいいのに」とか、「女性も社会進出してる時代なんだから」とか、その程度の認識。 

 確かに、昔は「姓が変わると仕事に支障が出る」というのが、別姓推進派の大きな理由のひとつに挙げられていましたが、企業もこの点はずいぶん配慮するようになってきました。

旧姓を使用できる職場が増えているのは確かで、最高裁が、法律を変えなくても現状で対応可能と判断したのは理にかなっていると思います。 pic.twitter.com/Zc3lChZnmb

— くっくり (@boyakuri) 2015, 12月 16

 このように、運用とか社会の取り組みにより、法を変えなくても対応可能なケースは多いものです。

 また、これは先月の私のツイートですが…

子にしわ寄せが来る「夫婦別姓」 秦郁彦 https://t.co/r3Yx3iRXHn『わが国の世論は「先進諸国の大勢」とか「グローバルな基準」のような「神託」に弱く簡単に説得されてしまう傾向がある』のに、なぜスパイ防止法や共謀罪などはグローバルな基準に合わせようとしないのか?

— くっくり (@boyakuri) 2015, 11月 24

 産経12月17日付「浪速風」(夕刊コラム)もこんなツッコミ入れてた。

【不思議なのは「世界に合わせて」という別姓派と、「日本にしかない」憲法9条を「変えてはならない」と叫ぶ人々が重なることだ】

 泥棒や強盗やテロにどう対処するか、どう備えておくかというのは、「グローバルな基準」がありますよね。

[7] beginning... [9] >>
comments (22)
trackbacks (0)


<< 戦後の刷り込みが“感化テロ”を招く!テロ防止の基本は完璧に守ろうとしないこと! 青山繁晴「インサイト・コラム」
朴政権下の韓国の閉塞状況と産経前ソウル支局長の無罪判決…Tweetまとめ15.12.01〜15.12.15 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]