テロリストを讃える韓国の記念館と銅像

2015.12.14 Monday 02:30
くっくり


 今日は「正論」2016年1月号image[]、元毎日新聞ソウル特派員の下川正晴氏の論説【隻脚の外交官・重光葵が韓国を撃つ】から少しご紹介。
 ※iRONNAにもこの論説の一部が別の形で掲載されています。

image[151214-02bakudan.jpg]
[尹奉吉。事件を起こす3日前の写真とされる]

 重光葵を暗殺しようと爆弾を投げつけた、尹奉吉(ユン・ポンギル)という韓国人がいます。

 昭和7年4月29日に上海で起きた、上海天長節爆弾事件の犯人です。

 当時、上海には「大韓民国臨時政府」なるものがありました。
 「政府」とありますが、これはあくまで自称。

 連合国のどの国も政府とは認めておらず、活動資金は中華民国(蒋介石)から提供されていました。
 ※詳しくは15/6/8付:池上彰SP「韓国の憲法前文は日本と戦ったという建国神話(ウソ)に基づいてできている」を。

image[150608-13shuugou.jpg]

 中華民国が「大韓民国臨時政府」の活動を支援するきっかけになったのが、この上海天長節爆弾事件とされています。
 
 尹奉吉が投げつけた爆弾により、多くの死傷者が出て、重光葵は右脚切断の重傷を負いました。

 捕らえられた尹奉吉は後に死刑になりますが、重光葵はテロ犯・尹奉吉への虐待暴行を厳禁し、戦後は在日実業家への支援を惜しまなかった政治家でした。

 が、韓国人がそうしたことを知るわけもなく…。
 (それどころか日本人もあまり知らないのでは?)

image[151214-03mizuri.jpg]
[昭和20年9月2日、戦艦ミズーリでの降伏文書調印式に臨む重光葵外相(杖を持っている男性)]

[7] beginning... [9] >>
comments (2)
trackbacks (1)


<< 田辺誠が南京大虐殺紀念館建立を後押しした!?
戦後の刷り込みが“感化テロ”を招く!テロ防止の基本は完璧に守ろうとしないこと! 青山繁晴「インサイト・コラム」 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]