戦争を清算しきれていない日本と拉致被害者救出義勇軍 「カツヤマサヒコSHOW」より
2015.12.07 Monday 02:41
くっくり
だから、北朝鮮に捕らわれている日本人も助けられない。
国家として助ける手段もないし、助ける意志も弱いのかもしれない。
そういうことを、アキとカズという主人公を通して、炙り出したかった」
勝谷誠彦
「日本はまだ独立国家じゃない。
ベトナム戦争では、日本の基地から米軍が空爆に行っていた。
それを何を今さら集団的自衛権どうこう言っているのかと。
『アキとカズ』はその谷間に落ちた人たちを書いている本。
つまり国家としての建前、日本は立派な立憲国家、独立国家であるというなら、なぜ自衛隊を出して北朝鮮から拉致被害者を救えないのか。
昔、イギリスのパーマストン首相が言った。
『大英帝国はたとえそれが世界の果てでも1人でもイギリス人がいれば、軍艦を出して助けに行く。それが近代国家である』。
まさに日本国は、軍隊を出して、そのために特殊部隊を作って、北朝鮮から助けないといけないが、それができていない。
小説の最後に、自衛官が横田めぐみさんと思われる方を救いながら、自分は沈んでいくという場面があり、涙が出る」
喜多由浩
「実際にそういうことを考えて、シミュレーションもやって、国がやらないのであれば、自分たちが助けに行くというグループ(元特殊部隊の人も入っている)がいる。
そういう人たちに取材もしているが、必ずしも荒唐無稽なことではない。
死んでもかまわない。
被害者を救い出すにはこの方法しかないと。
1人を助けるために5人が死ぬ、『5倍損耗』。
それでもミッションを、国の意志として決定した場合は、任務と死ぬと。
勝谷誠彦
「自衛官諸君に聞くと、みんなそう言う。
つまり、今の法律下では、自分が死ぬしかないと。
だから、こういう憲法はいかん」
喜多由浩
「元特殊部隊の人が、横田めぐみさんらしき人を助けるシーンは、ある意味、挑発するような形で書いた。
こういうことを、志と情熱を持って考えてる人たちがいるよと。
現在、拉致問題は膠着状態で止まっているが、だったらやりますよと思ってる人がいるんだよと」
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