パリのテロを口実にウイグル弾圧をますます強める中共
2015.11.28 Saturday 03:29
くっくり
ウイグル難民は最終的にトルコを目指しているそうです。
なぜなら、トルコとウイグルは同じ民族であり、トルコは世界で唯一、ウイグル人に救いの手を差し伸べてくれているからです。
タイも、ウイグル人にとって、トルコに渡る前の逃げ場だそうです。
密入国してきたウイグル人が投獄され、いろいろなことはあるものの、最終的には北京を刺激しない形でトルコに逃がしてくれていました。
ところが、今年7月、難民のうち109名のウイグル人を、タイは中共に強制送還してしまいました。
タイと中共は軍事協力を強めており、潜水艦を中共が安く与え、経済援助なども進んでいたことが背景にあるようです。
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このように、ウイグル人を取り巻く状況は、年々苦しくなっていますが、日本の関心は非常に薄いです。
パリ同時多発テロの後、日本のメディアやコメンテーターは、盛んにこう言っています。
「パリのテロを理由に、イスラム教徒や難民に対する偏見や差別を助長するようなことが起きてはならない!」
もちろん、それはそのとおりです。
しかし、彼らの言う「イスラム教徒や難民」の中に、ウイグルの方々は含まれているのでしょうか?
もうひとつ、彼らが盛んに言うことがあって、それはこんな趣旨の話です。
「シリア国内のISに対する空爆で、アメリカなどの無人機が民間人を誤爆して殺している!酷すぎる!」
もちろん、これも重大な問題です。
が、一方で彼らは、誤爆どころか、最初から民間人(ウイグル人)を殺害する目的で無人機やヘリによる空爆を行っている中共については、どう考えているのでしょうか?
考えるどころか、その事実さえ知らないのではないですか?
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パリ同時多発テロ発生の数日後、こんなニュースが伝えられました。
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