「テロリストと対話せよ」が攻撃される要因を作る!テロの背景に大国の甘えと油断! 青山繁晴「インサイト・コラム」

2015.11.18 Wednesday 19:18
くっくり



櫻井浩二
「はぁ〜」

青山繁晴
「それから、荷物のチェックも、甘くしてやるとか、あるいはその、監視装置が逆にピーピー鳴ってるのに、お金をスッと渡すと、その鳴ってる荷物がそのまま、飛行機乗ってしまうと」

櫻井浩二
「へぇ〜〜」

青山繁晴
「いうこともずっと指摘されてきたんですが、まあ、エジプト政府を含めて誰も何もしなかったわけですよね」

櫻井浩二
「う〜ん、はい」

青山繁晴
「それから、たとえばフランスについても、これは、あの、忘れっぽい日本のメディアもさすがに、今回思い出したわけですよね。1月に、シャルリー・エブドっていう、風刺の週刊誌、が襲われて、ジャーナリストたちが殺されるっていう信じられないテロがあったばっかりですよね」

image[151118-05sharuri.jpg]

櫻井浩二
「ええ」

青山繁晴
「だから誰が考えてもっていうか、おそらく年末に、クリスマスにパリに行かれることを、計画されてた日本の観光客の方も、逆に1月、今年の初めにそれがあったんだったら、今年のクリスマスは、キリスト教の行事だし、すごく厳しい警備をやってると、みんな思って、計画されてたと思うんですよね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、ところが実際のフランスの警備状況っていうのは、たとえばさっき申しました、帰国テロをやるんじゃないかっていう人物を、マークしてたのに、それを、しばらくの間、動きがないと、もう目を離してしまう。それも、ちょっと言いにくいことはっきり言えばですね、たとえば、尾行の技術なんかも、厳しいトレーニングをやらないままの、人もいるんですよ」

櫻井浩二
「ほぅ〜〜」

青山繁晴
「非常にレベルの高い、たとえば国家憲兵隊の隊員なんかもいるんですけど、そうでない当局者、当局関係者もいてですね、つまりマークが外れたってのを本人に分かってしまったケースがあって」

櫻井浩二
「あぁ、そうなんですか」

青山繁晴
「で、それが組織に報告されて、組織がテロを決断する、原因のひとつにもなってる」

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