スーチーで大丈夫?ミャンマー政権交代へ
2015.11.14 Saturday 03:11
くっくり
当選が見込まれるNLDの候補者らは政治の素人ばかりで大統領に適した人がおらず、スーチー氏は「自分が仕切らなければ前に進まない」と考えているのだろう、だからもう少し様子を見たらという声も聞きます(そもそもスーチー氏自身、政治経験が少ないのですが…)。
が、これまでの彼女の言動を考えると、本当に大丈夫かしら?と。
たとえば、ロヒンギャやカチン族など、少数民族の問題。
特にロヒンギャについては全くスルー、それどころかロヒンギャを迫害している仏教徒を擁護するような発言もありました。
■スー・チー氏、ロヒンギャ人の支持明言せず 西部の衝突めぐり(AFP 2012年11月05日 17:46)
■“変貌”するスー・チー氏 国政の現実の中で薄まる政府批判 大統領も視野?(産経2013.1.31 19:16)
■虐殺僧侶を容認しているアウンサンスーチーの正体(カレイドスコープさん 2013.05.30)
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[2011年12月、ミャンマーのスーチー氏宅を訪れたクリントン米国務長官(当時)]
もうひとつ注目すべきは、政権交代によって、中国寄りから米英寄りになる?という視点。
イギリスの傀儡だった(というよりイギリス人そのものだった)スーチー氏が、今後はアメリカの傀儡になっていくのでは?という見方も根強いようです。
実際、今のところ、アメリカの筋書き通りに事が運んでいるようにも見えます。
その文脈で、「スーチー新政権はアメリカの傀儡になる!」と心配している左派の人たちも、少数ながらいるようです(そして彼らは後段で「アメリカの傀儡=安倍政権と同じだ!」という主張を展開する)。
日本の外交・安全保障を考えれば、中国寄りよりはアメリカ寄りになってもらった方がいいのかもしれません。
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