軍事学を学ばせろ!国家戦略がない日本は「国家」じゃない! 「カツヤマサヒコSHOW」より

2015.11.09 Monday 14:30
くっくり


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ナレーション
『今夜のゲスト、「週刊プレイボーイ」編集者、小峯隆生さんをお迎えし、後半は、もうひとつの専門分野、軍事の話について』

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小峯隆生
「『新軍事学入門』っていうの…」

勝谷誠彦
「これ面白かったよ」

小峯隆生
「ああ、良かった。読んで下さったんですか」

勝谷誠彦
「当たり前です…」

小峯隆生
「ありがとうございます」



勝谷誠彦
「聞き手が小峯さんだから面白いの。あの、出てる人も面白い。けど、結局ね、日本人って僕言ってんですけど、軍事を知らなさすぎる」

小峯隆生
「はい。こういうことなんです。でね、もう勝谷さんだったら絶対分かるんですけれども、学問っていうのが、複合的に必要な場合ってのはもう、ひとつでも欠けると…」

勝谷誠彦
「そう」

小峯隆生
「議論と、結論が違った方向に行くんです。だから、安保法制論議で、あれほど大騒ぎになったのは、『9条守れ!戦争反対!』って言う人と、元自衛隊の人で、『今、日本を取り巻く安全保障環境は変わってて、この法律が必要だ!』、この2つは、議論できないし」

勝谷誠彦
「その通り」

小峯隆生
「結論がない」

勝谷誠彦
「おっしゃる通り」

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小峯隆生
「その理由はいったい何かっていうと、3つの学問がそこに必要なんです。まず、国際関係論。それから、国際政治。日本においては、これが、安全保障の専門家は学んでる。で、国際関係論っていうのは、日本と、とあるBという国の関係で、過去何があって、どうやって、どういうふうになって、何が強いか弱いかっていうのを、整理をする。で、それを元にして国際政治っていうのが、外交、その国とどうやって外交交渉すればいいかっていうのを考えるのが、これなんですよ。で、日本はここまでなんです。安全保障論っていうのは。ところが、その先に軍事学っていうのを、ちゃんとしておかないとできない」

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