70年間同じ茶番を繰り返している日本のリベラル! 石平×有本香「リベラルの中国認識が日本を滅ぼす 日中関係とプロパガンダ」より
2015.11.07 Saturday 03:21
くっくり
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有本さんが中国に行った時の体験談もとても勉強になりました。
中国の嘘(プロパガンダ)を持ち帰り、日本に広める活動をしているのは、何も朝日の本多勝一のような人だけではない。
「普通の研究者」の中にも大勢いることが分かりました。
(但し、本多と違って彼らに悪意はない)
読み終えて、改めて感じたのは、なぜ日本は政府も国民も、自国の歴史を軽視するのか?ということです。
有本さんのこの怒りを、日本国民すべてが共有すべきだと思います。
「今、中国が捏造しようとしているのは、ついこの前の出来事で、私たちの祖父の世代が行ったことです。それがあからさまに書き換えられて、怒りを覚えない日本人は、どうかしていると思いますね」
「歴史を他国に書き換えられても抗議しないような日本は、この世界に存立していく意味すら、自ら失っていると言っても過言ではないのです。一番のソフトパワーの根源である歴史を隣の国に捏造されたり乗っ取られたりして、それでも平気だという感覚であるのならば、日本人である意味は、もはやない。私はそう思います」
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本の感想はここまでで、ここから話題を少し変えます。
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本日11月7日にシンガポールで行われる予定の、中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統の首脳会談について。
11月3日夜に台湾総督府の報道官が発表し、世界に激震が走りました。
1949年に国民党(中華民国)が中国大陸から台湾に逃れて以降初めてということもあり、非常に注目されていますね。
台湾では来年1月の総統選で、野党の民進党(民主進歩党。中国と距離を置こうとしている)への政権交代の可能性が高まっているため、それを牽制するのが馬総統の狙いと言われているようです。
一方で、会談は逆に民進党に有利に働くのではないかという声もあります。
昨年の「ひまわり学生運動」に象徴されるように、台湾には対中接近政策を良しとしない人たち(現状維持派)が大勢いるからです。
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