2006.04.14 Friday 01:42
くっくり
東京で六カ国協議再開の道筋をつけたかった外務省のショックは大きく、十一日夜、金次官との会談を終え外務省に戻った佐々江賢一郎アジア大洋州局長は、力なく「北酒場」を口ずさんだ。
極悪非道のマフィアといえば麻薬、偽札、誘拐の三点セットと決まっている。シチリアのマフィアは、イタリアの独裁者ムソリーニに追い立てられて米国に渡った。以来、米司法当局はこの増殖したマフィアとの戦いに明け暮れる。
▼北朝鮮の主力産業も麻薬、偽札、拉致だから、こちらは「マフィア国家」と命名して何の不都合もない。米政府は昨年秋、ついに偽札づくりの証拠をつかみ、マカオの銀行に制裁を発動した。そのマフィア国家の幹部が、東京で開催の国際会議に参加した。
▼ここで北の幹部が、「制裁を解除しなければ六カ国協議に参加しない」などとうそぶいた。米国のヒル国務次官補は「ヘッ」と無視した。当然だ。マフィアが組織犯罪の取り締まり側に公然と取引を持ちかけたのだ。「逮捕しないだけありがたく思え」と、米国に代わって小欄がいう。
▼ヒル次官補はもっと品よく、凍結された北朝鮮口座は二十三億七千万円だと暴露した。北の財布は政府、軍、金正日一族の三つに分かれ、一族の財布が一番大きいらしい。マカオの口座はこの一族の分だった。ここから盆暮れの“もち代”が高官に配られる。カネの切れ目が縁の切れ目だから金総書記は焦った。
[7] << [9] >>
comments (19)
trackbacks (5)
<< めぐみさんの夫判明〜日韓共闘は無理?
アイフルと中国外交官出頭要請とあと色々 >>
[0] [top]