安倍さんなくして11日の鑑定結果発表はなかった

2006.04.14 Friday 01:42
くっくり


■めぐみさんの夫DNA鑑定発表の舞台裏
 「6カ国」非公式折衝の日/北に過剰配慮の外務省/安倍氏、発表を強行
 (13日付産経朝刊大阪版:ネットソースなし)
 北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの夫が拉致韓国人と事実上特定したDNA鑑定は、北朝鮮の犯罪行為を国際社会にも印象付けた。東京で北朝鮮の核問題をめぐる六カ国協議のメンバーによる非公式折衝が繰り広げられた十一日に鑑定結果が発表された舞台裏では、首相官邸と外務省の激しい綱引きがあった。

 「DNA鑑定結果が出たという情報があるが、本当なのか」
 十一日午前十一時ごろ、行政改革特別委員会に出席していた安倍晋三官房長官の指示を受けた担当者が外務省幹部に問い合わせたところ、「まだです」と口ごもった。
 政府内では鑑定結果の発表を「十一日以降」(鈴木政二官房副長官)とする方向で打ち合わせていた。大阪医科大学などが同日までに外務省に正式報告する日程が既に確定していたからだ。

 外務省の対応をいぶかった別の関係者が警察当局に確認したところ、「けさ、拉致韓国人とほぼ断定したようですが、外務省からの連絡はまだなんですか」と逆に聞かれた。
 そのやりとりの最中に民放が速報でDNA鑑定の結果を伝えた。直後に外務省は鑑定結果を官邸に持ち込んだが、安倍氏は周辺に「こっちが問い合わせなかったら、いつまでも隠すつもりだったんじゃないか」と不信感をあらわにした。

 外務省は、安倍氏側に「午後にこの文面を記者クラブに張り出します」とわずか三行の文言を示した。しかも北朝鮮と韓国には同文書をFAX送信すると説明した。
 安倍氏は顔をこわばらせ、こう指示した。
 「そんな対応をしたら、政府は北朝鮮におもねったと思われるだけじゃないか。私が午後に記者会見で発表する。外務省には、午後の日朝協議の冒頭で必ず北朝鮮側に提示するように言っておいてくれ」

 鑑定結果発表の反響は大きかった。ヒル米国務次官補は十二日、記者団に「拉致はひどい問題。それを日本国民が非常に強く感じているのは正当で、理解できる」と述べた。北朝鮮の金桂寛外務次官は十二日に六本木ヒルズを視察する予定だったが、取りやめた。

 外務省が十一日中の発表に後ろ向きだったのは、鑑定結果の発表が、北朝鮮を刺激し、六カ国協議再開の障害になりかねないと懸念したためとみられる。

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