中国に傾斜する英国とチャールズ皇太子の反乱! 青山繁晴「インサイト・コラム」

2015.10.21 Wednesday 19:29
くっくり


「ほぅ〜〜」

青山繁晴
「欠席したわけです」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「だから、チベットの人権問題、決して忘れたわけじゃないと、いうアピールをして、それがいま、イギリスのロンドンで起きてる出来事なんですね」

櫻井浩二
「へぇ〜」

青山繁晴
「で、これからどうなるかっていうことなんですけれども、ちょっと僕は愕然としてるのはですね、あの、キャメロン首相が、たとえば中国の国営テレビのインタビューに出てきまして、もう、イギリスと中国、英中は、黄金時代だと」

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櫻井浩二
「ほぅ」

青山繁晴
「言って、えー、AIIB、例の、中国がつくる、アジアのインフラ銀行」

櫻井浩二
「はい、はい」

青山繁晴
「これに、最初に加盟する手を挙げたのはイギリスだ、って言って、こう、中国の共産党を大変喜ばせてるわけですよ」

櫻井浩二
「へぇ〜、はい」

青山繁晴
「ところがまあ、世界が見ると、中国経済の崩壊現象が起きてて、このAIIBが、先行き真っ暗なのに、そんなこと言って大丈夫なのかと」

櫻井浩二
「ええ」

青山繁晴
「で、これはまあ、キャメロン首相の狙いっていうのはですね、中国経済に最後に残るお宝っていうのは、実はまだ物を持ってない、10億人って言われる人々なんですよね」

櫻井浩二
「はぁ〜、はぁはぁ」

青山繁晴
「つまり、日本人はもうテレビない人はあんまりいないと思いますし、車持ってる人も多いですよね。でも中国は大金持ちいる反面で、なんと10億人前後がまだ、テレビもなければ車もないっていう生活であって」

櫻井浩二
「ははぁ〜、はい」

青山繁晴
「そういう人たちが今後、英国製、つまり日本製とかドイツ製に比べると人気がない英国製の物を買ってくれると。それが、まあ、苦しみもあるイギリス経済にとっては助けだっていう発想なんですよね」

櫻井浩二
「ははぁ〜」

青山繁晴
「ところがですね、その、大きな問題なのは、たとえば、僕が心配してることのひとつはですね」

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