中国に傾斜する英国とチャールズ皇太子の反乱! 青山繁晴「インサイト・コラム」

2015.10.21 Wednesday 19:29
くっくり


青山繁晴
「だから6.9っていう細かい数字にあんまり意味はなくて、要は目標達成できないってことを言わざるを得なくなってると」

櫻井浩二
「ああ〜、そういう見方をすればいいんですね」

青山繁晴
「はい。まあ改めて、さっき言いましたとおり、世界が心配してるわけですけれども。櫻井さん、この最中に、習近平国家主席は、中国にいないんですよね」

櫻井浩二
「そうですね」

青山繁晴
「はい。イギリスに行ってらして。で、これ、あの、僕はまあこういう国際関係が仕事のひとつなんですけれども、いろいろ複雑に見えて、実は世界ってのはやっぱり分かりやすいなあっていう、話だと思うんですよね」

櫻井浩二
「はい、はい」

青山繁晴
「というのは皆さんまだご記憶だと思うんですけど、先月、習近平さんは、まあ、万全を期してアメリカに行きまして、そしたらアメリカの態度はものすごく冷たくて」

image[151021-03obamaKinpei.jpg]

櫻井浩二
「ええ」

青山繁晴
「中国は一生懸命、ローマ法王と(訪米日程が)だぶるのは嫌だから変えてくれって言ったのに、全く無視してローマ法王との訪米とぶつけられて、アメリカのメディアにはほとんど無視され」

櫻井浩二
「う〜ん」

青山繁晴
「そして、実は米中首脳会談も、肝心なところで決裂してたことがだんだん分かってきて、だから南シナ海でまた、アメリカ海軍の船が、これから中国が主張する領海に入りますよと、言ってたり、その、首脳会談終わったばっかりなのに逆に緊張が高まってるわけですよね」

image[151021-04minamiChina.jpeg]

櫻井浩二
「う〜ん、はい」

青山繁晴
「そうするとアメリカに冷たくされたので、そのアメリカの最大の友達の、イギリスと仲良くしてみせて」

櫻井浩二
「はぁ〜」

青山繁晴
「ま、鬱憤晴らしというか、失地回復を図ると、いうことなんですよね」

櫻井浩二
「えっ、それがイギリス訪問の真意なんですか?(笑)」

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