ユネスコにどう対処すべきかを考えてみた…Tweetまとめ15.10.01〜15.10.15
2015.10.17 Saturday 02:29
くっくり
「南京事件」(だけでなく慰安婦問題も)の事実関係をめぐる議論について、日本は現在、国際社会で圧倒的に不利な状況にあります。
特に欧米では「南京大虐殺」は事実だと信じられています。
中国のプロパガンダが奏功していることだけが理由ではありません。
特にアメリカでは戦前戦中、「日本は悪魔で中国は天使(哀れな圧迫されている民族)」という決めつけがありました。
これにはキリスト教も関係しているようです。
また、戦後のアメリカの学校教育が「戦前の日本は野蛮人だったが、アメリカが先進国に仕立て上げた」と説明していることもあり、現在も中国の捏造史を信じる背景になっているそうです。
だから日本側がいま直球を投げても、素直に聞いてもらえる状況にはありません。
「『南京大虐殺』は事実ではないから登録を取り消せ」という類の主張では、「日本は歴史修正主義だ!」と逆に反撃されかねません。
なので、まず日本政府は「南京事件」の中身そのものの議論よりも、中国がユネスコを政治利用している点や、ユネスコのあり方がおかしくなっている点を前面に押し出して戦う方が、戦略的に正しいのではないでしょうか。
(先ほど書いたように、もちろん資料が公開されたら反論すべきことはしっかり反論する)
そもそもが今回の登録自体、出来レースの匂いがプンプン。
ボコヴァ氏は以前から中国寄りで、9月3日に北京で行われた中国の抗日70周年の軍事パレードにも参加していました。
image[151016bokova.jpg]
[右から2人目がボコヴァ氏。画像ソース:CCTVの映像、58:10頃〜)]
ボコヴァ氏は2016年12月に任期が終了する潘基文事務総長の後任を目指しており、実際、母国のブルガリアは、彼女を推すことにしているそうです。
ボコヴァ氏が自分の野心を達成するために、中国寄りになっている面は否めません。
安保理常任理事国の反対があっては、事務総長にはなれないからです。
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