中国人だらけの大阪城!韓国人は秀吉の展示に何を思う?

2015.10.12 Monday 18:04
くっくり



 ああ、日本語を聞くとほっとする…(^_^;


 ちょっと不思議に思ったのは…、
 韓国人観光客が大阪城に来る心理とは、一体どういうものなのでしょう?

 彼らは豊臣秀吉のことを、当然ながら、全く快く思っていないはずです。

 「憎い秀吉」が日本ではどのように扱われているのかを確認するために、いわば「偵察」で来ているのでしょうか?

 あるいは、単にツアーに組み込まれてたので、機械的に来ただけ?

 よく分からん…。

 秀吉の朝鮮出兵とは違い、韓国人が後になって突然生み出した「反日アイテム」は数多くあります。
 「閔妃=国母」しかり、旭日旗排斥しかり。

 「閔妃=国母」のイメージができあがったのは、
 韓国放送公社(KBS)が、2001年から02年に放映したドラマ「明成皇后」がきっかけです。

 旭日旗排斥に至っては、もっと最近のことで、
 2011年のAFCアジアカップ準決勝の日韓戦で、韓国の奇誠庸選手が猿真似パフォーマンスを行って波紋を呼んだ際、本人が「日本のサポーターが旭日旗を振ったから」と、旭日旗のせいにしたことが発端(こちら参照)。

 このように最近生み出された(こじつけられた)ものとは違って、彼らの秀吉への「恨」は筋金入りです。

 たとえば、19世紀末にもそれはしっかり存在していました。

image[151012-03bird.jpg]

 この時代に朝鮮を旅したイザベラ・バードの「朝鮮紀行〜英国婦人の見た李朝末期」(講談社学術文庫)image[]には、このような記述があります。

【三世紀にわたる[豊臣秀吉の朝鮮出兵以来の]憎悪をいだいている朝鮮人は日本人が大嫌いで、おもに清国人と取り引きしているからである。しかし貿易では清国人に凌駕されてはいるものの、朝鮮における日本人の立場は、日清戦争前ですら影響力のあるものであった】(p.48)

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