第二次大戦後の世界が壊れつつある現状を示すシリア混乱! 青山繁晴「インサイト・コラム」
2015.10.07 Wednesday 19:26
くっくり
櫻井浩二
「ええ、ええ、ええ」
青山繁晴
「まるで日本ではいいことのように言われたわけですけれども(一同同意)、実はアラブの春っていうのは、アラブの独裁者がそれまで石油とか、天然ガスを高く売って、特に日本に高く売りつけて、そのおこぼれで、独裁であっても、みんなにお金入ってくると、いう仕組みだったのが、実は油や天然ガスを取り尽くす時代に入っていて」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、僕は実際にシリアに数年前に入った時に、首都のダマスカスに行ったら約束した将軍がいなくてですね」
櫻井浩二
「ほぅ」
青山繁晴
「で、僕は思わず、ほんとに、シリアのダマスカスで、この野郎、俺をダマス(騙す)カスと」
一同
「(笑)」
櫻井浩二
「そこで来ましたか、ダジャレが(笑)」
青山繁晴
「ええ。これはダジャレを言うために行ったんじゃなくて、本当に思わず日本語でそう言っちゃったんですよ、途方に暮れて」
本庄麻里子
「え〜」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「ダマスカスですよ? そこまでいわば自費で行ってですね」
櫻井浩二
「そりゃそうですよね」
青山繁晴
「将軍いないから、びっくりして。で、しょうがないか探して探して、北部のラタキア、今、ひどい戦場になってるんですけど、そこまでたどり着いたら将軍が、やっとそこにいたんですけど」
image[130619-09rata1.jpg]
[2013年6月19日「アンカー」より、地中海に面した都市ラタキア]
櫻井浩二
「ええ」
青山繁晴
「軍服を脱いで、地中海に面して立っていてですね。そして僕は怒って、まあこれは英語で、あなたは私を騙したのか、みたいなことを言ったら、ミスター青山、その、後ろを振り向かないで話してくれと。唇読まれるからと」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「なぜかというと、シリアはもう油がないと。取り尽くしてしまったと。このままほっとけばやがてひどい内戦になって、子供は殺されると将軍はおっしゃったんですよね」
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