安保法制で自衛隊の活動は変わる?憲法前文の諸国民って誰? 青山繁晴「インサイト・コラム」

2015.09.23 Wednesday 19:29
くっくり



櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、以降しばらく、警察はPKOに人を出さなかったりしたわけですけれども、この、まず、国際社会のこういう、あの、紛争から平和に移る時に協力すると、どうしてもこういう犠牲は、どこの国でも出てるわけです」

櫻井浩二
「うーん、はい」

青山繁晴
「で、これもちろん戦争とは全く関係ないわけですよね。日本が戦争してるわけじゃない」

櫻井浩二
「ええ、ええ」

青山繁晴
「で、さっき言いました自衛官の協力の範囲が広がるっていうのは、この高田警部補と、非常によく似たことであって、日本が戦争に行って自衛官が亡くなるってケースは、この安保法制では、ほとんど、ほとんどっていうか実は全く考えられないです」

櫻井浩二
「はぁ〜」

青山繁晴
「で、同時にですね、この安保法制が成立するはるか前に、イラク戦争ってありまして」

櫻井浩二
「ええ、ええ」

青山繁晴
「で、イラク戦争でも本当は、自衛官は、何度も何度も死に直面しました」

櫻井浩二
「はい」

image[150923-04iraq.jpg]
[サマーワで浄水場の施工状況を確認する隊員。Wikipedia>自衛隊イラク派遣より]

青山繁晴
「で、イラク戦争、実は僕は自衛隊が派遣される前に行きまして、まあ自衛隊から何も頼まれてませんけど、いち国民として、この自衛隊が入ってきた時に、なるべく、えー、犠牲者が出ないようにと思って、たとえばサマーワってとこに派遣されたんですが、そのサマーワの州知事と事前に会ったり、あるいは住民の方々とたくさん会っていったり、あるいは宗教指導者に会ったり、したわけですけれども、ところが僕は日本に帰ってきて、その、自衛隊がさあ行きますになった時に、えー、実は独立総合研究所は毎年2人、自衛官を研修で受け入れてまして」

櫻井浩二
「はぁ〜」

青山繁晴
「で、そういった方々、が、こう真っ先に、こうイラク戦争に派遣されたんですけど、その時に、朝に、早朝に会ってですね、水杯(みずさかずき)を交わして、送り出したんです」

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