出口のない中国経済の崩壊!日本は消費増税再延期? 青山繁晴「インサイト・コラム」
2015.09.02 Wednesday 18:53
くっくり
櫻井浩二
「ああ、ああ」
青山繁晴
「つまり、付加価値の高い物を作って、経済の脱皮を図るっていうのが、当然の、経済の成長なわけですけど」
櫻井浩二
「そうですね」
青山繁晴
「実は中国はそれができないんですよ」
櫻井浩二
「できないんですか?」
青山繁晴
「なぜかというとですね、たとえば中国の企業のことを公司(コンス)って言いますよね。公の司って書いて」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、これ英語に訳すと、Enterprise、日本語だと企業ってなって、普通みんな会社だと思うわけですけど、実は名前は公司でも実態は全部、実質、国有企業なんですよ」
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「これを、まあ、ん、ちょっと難しい、かな、言葉でいうと、民間の、産業資本が全く育ってないってことなんです」
櫻井浩二
「ああ〜、はぁはぁはぁ」
青山繁晴
「で、これはですね、日本の明治維新と対照的で、日本の明治維新はなぜ成功したかというと、まあ財閥、というふうに批判されるけども、三菱、三井、住友っていうふうに、国を動かすような、大きな民間の産業資本が育ったから、日本は明治維新に成功したんですね」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「ところが、中国は共産党の支配下にあって、実質、国有企業で、その企業っていうものが共産党や軍と癒着してますから」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「だから、これもちょっと難しい言葉ですけど、企業ガバナンスがない、つまり企業が、正当に経営されてて、おかしな点があったら、たとえば株主総会で追及されて、企業が良くなるっていうことが、ほとんどないわけですよ」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「つまり癒着して、いまの幹部がお金入ってくるから、意欲的な技術開発をリスク取ってやるってことが全然起きてないから」
櫻井浩二
「ははぁ〜」
青山繁晴
「だからもう下請けもできないのに、新しい、商品を作ったりすることは、できない、それが、あの、ほとんど全部だっていうことなんですよね」
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