靖国神社はどうあるべきか? 青山繁晴「インサイト・コラム」

2015.08.19 Wednesday 19:24
くっくり



櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「ところが、一番大事なことのひとつは、なぜ負けたのかっていうことを、きちんと分析しないと」

櫻井浩二
「ああ〜」

青山繁晴
「実はたとえば、海軍の兵学校を優秀な成績で卒業したら、その成績のまま、将軍になってしまうから、実戦に疎い人が偉くなったりしたこともあったわけですね」

櫻井浩二
「はぁはぁはぁ、はい」

青山繁晴
「そういう理由、いまも残ってますね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「東大法学部で優秀だったら、財務相の事務次官になるってことになってしまってますね」

櫻井浩二
「ああ〜、そうですね、ええ、ええ…」

青山繁晴
「ですから、負けた理由を、ちゃんと分析できる施設が必要であって、そのためには、実は靖国神社を国営にすべきだと、僕は考えてます」

櫻井浩二
「はぁ〜」

青山繁晴
「靖国神社を国で運営しましょうって言ったら、すぐ右翼とかいう話になるんですが、そんな話では全くなくて、国際社会の常識に合わせると、いうことだと思います。えー、僕が申したことも含めて、どうぞ靖国神社に、皆さん、その、8月15日がほんとは靖国神社の中心じゃなくて、普段の靖国と、あるいは春と秋の例大祭こそが、一番大事な時期なんですね」

櫻井浩二
「ほぅ〜」

青山繁晴
「で、最後に申しますと、A級戦犯が合祀されてるから天皇陛下が、ご参拝になれないって話がありますが、それは実は違います。政治的な争いになってる場所には、陛下は、いらっしゃれないってことであって、その証拠に、勅使は、春と秋に、ずっと天皇陛下の代わりに、靖国に来られてるわけです」

image[150819-08akiko.jpg]
[ご皇族で参拝されている方々はおられます。画像は2015年4月22日、春季例大祭に合わせ靖国神社を参拝された三笠宮家の彬子女王殿下と瑶子女王殿下(産経新聞)]

櫻井浩二
「ああ〜」

青山繁晴
「ま、そういうことですから、8月15日だけじゃなくて普段の靖国をみんな見ながら、これからの靖国神社、すなわち私たちの、あの戦争の、総括の仕方を、みんなで考えるべき時期が、もう来たと思ってます」

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