安倍総理の戦後70年談話はよく練られていると思う

2015.08.15 Saturday 04:01
くっくり


 スクロールお疲れ様でした

 中韓や国内のサヨクなど(あえて言えば強硬な保守も含め)「抵抗勢力」が多い中、よく練られた、なかなか良い談話だというのが私の印象です。


 いきなり脇道に逸れますが、大事なことなので先に紹介しとくと…

 1週間ぐらい前から、
 「談話に『お詫び』を盛り込む方向」
 「公明党に配慮したとみられる」
 という報道が複数出てきてましたよね。
 
 青山繁晴さんが8月13日(木)の「ザ・ボイス」で述べたところでは、「お詫び」などのキーワードが入ったことと、公明党は全く関係ないそうです。

 以下、青山さんのコメントまとめ。

・8月11日(火)に政権中枢の複数の人と個別に議論した。
・談話について、「安倍総理は『侵略』や『お詫び』という文言は入れないつもりだったが、公明党の山口代表に詰め寄られて入れることになった」というように報道されているが、政権側は全否定。
・実は相当前から今の内容でもう決まっていた。安倍総理の意志で中身を決めた。
・政権中枢側が言うには、報道はメディアの作ったストーリーで、「メディアが勝手にストーリーを作るのはいつものことだし、公明党の顔も立つからそれはそれでいい」と。
・また政権中枢側は、「青山さんが談話出すことに反対なのは分かっているが、安倍総理としては、それでも村山談話より公平なものを出せると思った。かなり長い文章になったが、格調の高いもので、日本だけが悪いというふうにはしていません」とも。

 発表された談話を見ると、なるほど、村山談話なんかに比べたらすごく格調高いし、日本だけが悪いというふうにもなってませんね。

 大方の報道どおり、中韓や日本の一部野党やサヨクが求めてきたキーワード「痛切な反省」「植民地支配」「お詫び」「侵略」が全て盛り込まれてしまったのは事実です。

 でも、村山談話小泉談話のようにそれが主体では決してなく、戦後、和解のために力を尽くしてくれた国々や人々への感謝、そして何よりも「未来志向」のメッセージが明確になっているのが良いと思いました。

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