安保法制で60日ルール使わず、内閣改造、消費増税など今後の政局は? 青山繁晴「インサイト・コラム」
2015.08.12 Wednesday 17:48
くっくり
櫻井浩二
「ほう〜」
青山繁晴
「どうしてかというと、それ使うと、要するに参議院の存在価値が、問われるっていうかもう、なくなっちゃいますから」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「そういうことはしない。で、ということはどうなるかというと、いまの民主党や共産党の姿勢ですと、採決に応じない可能性が強いですから、いわゆる強行採決になると」
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「但し僕は、これあの、どちらの立場に立つんじゃなくて、強行採決って呼び方は、メディアが簡単に使うのはちょっとおかしいと思ってるんです」
櫻井浩二
「ふんふん、はい」
青山繁晴
「これは本来、日本の国会は、国会の会期が切ってありますから、どっかで採決しなきゃいけないわけですから、賛成・反対問わず、採決には踏み切らなきゃいけないんで、そうしないといつまでも何も決められませんから」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「だからこれは正しくは強行採決というより、与党に、与党単独による採決って意味ですね」
櫻井浩二
「ああ〜、はい」
青山繁晴
「でもそれを、9月10日頃に実は行う腹づもりを、政権側は固めてます」
櫻井浩二
「ほぅ〜、はい」
青山繁晴
「で、9月10日ですから、9月末の国会の、会期末まで、けっこう余裕を見て、この与党による単独採決をあえてやって、そして本会議で通すということになります」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、え〜、ま、これは政権の描く絵にすぎませんけれども、それが無事に実行されると、国会がいよいよ終わって、そして国会終わったらすぐ10月ですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、国会終わっても、当然、秋の臨時国会ってのやらなきゃいけない。で、その時期は、まだこれからですけれども、まあ早ければ10月の後半から11月にかけて、秋の臨時国会になる。その間にですね、内閣改造を行う。これももう、事実上確定です」
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