国民を守るため法を犯す覚悟の自衛官の苦悩と法の不備を国会で審議せよ! 青山繁晴「インサイト・コラム」

2015.08.05 Wednesday 19:41
くっくり



坂田周大
「ほう」

青山繁晴
「翼を振ってお願いする。で、僕らは、窓にへばりついて、そのF15の様子を見てるわけですけど、実際に激しく翼を振って、それから場合によっては信号弾、射撃するんじゃなく信号弾だけ撃つわけです」

坂田周大
「はい」

青山繁晴
「ま、この日はですね、えー、やや雲が出てて、海がよく見えなかったんで信号弾、発射しなかった。どうしてかというと、下に漁船がいらっしゃったら」

坂田周大
「ああ〜」

青山繁晴
「その信号弾のドンガラが当たっては大変だというので」

坂田周大
「ああー、なるほど」

青山繁晴
「これ実際の有事の時もこうなっちゃうんですけれども、ま、信号弾も発射しなかった。で、これ以上、何もできませんからどうなるかというと、領空侵犯機がこういう警告とか、あるいは仮に信号弾発射しても無視したり、翼振るのは当然無視すると、あっという間に、福岡であれ東京であれ、上空に達して、爆撃しようと思ったら爆撃できちゃうわけですね」

坂田周大
「ああ〜」

image[150805-06boukuusikibetu.jpg]
海国防衛ジャーナル様より]

青山繁晴
「で、これに対抗するためには、なんと、防衛出動を、閣議を開いて決定しなきゃいけないと」

坂田周大
「うーん」

青山繁晴
「しかし、爆撃機であれ戦闘機であれ、特にジェット機だったら、あっという間に領空に入ってから、福岡でも東京でも上空に達しますから、閣議決定なんか間に合うわけがないんですよね」

本庄麻里子
「うーん」

坂田周大
「うーん、なるほど」

青山繁晴
「で、この訓練、研修ではどうなったかというと、僕らの乗ってる飛行機が、なぜか突然、翼を大きく振って、呼びかけに応じてこう、出て行って、事なきを得たんですけれども、えー、実際にはなかなかもちろんこうならないわけで。で、もしもこの領空侵犯機が、この戦闘機のF15を攻撃したら」

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