国民を守るため法を犯す覚悟の自衛官の苦悩と法の不備を国会で審議せよ! 青山繁晴「インサイト・コラム」

2015.08.05 Wednesday 19:41
くっくり


坂田周大(RKBアナウンサー)
「水曜日は、独立総合研究所の青山繁晴さんです。青山さん、おはようございます」

青山繁晴
「おはようございます」

坂田周大
「さあ青山さん、今朝は改めて、安保法制についてですね」

image[150805-01sangiin.jpg]

青山繁晴
「ええ。あの、皆さんよくご承知のとおり、安保法制案は、参議院に移りまして、審議続いてますね」

坂田周大
「はい」

青山繁晴
「で、その審議をご覧になってたりお聴きになっててですね、質問する野党から答弁する総理をはじめ政府側、すべて通じて、衆議院の時よりもずっと意味があって良くなったと思ってるリスナーの方、どれだけいらっしゃるか」

坂田周大
「ああー」

青山繁晴
「もう喋ってて苦笑しそうになるんですけれども。ま、昨日、昨日もテレビ中継ありまして、僕は仕事しながら原稿書きながら、全部の審議を見たんですけれど」

坂田周大
「はい」

青山繁晴
「ま、正直言って馬鹿馬鹿しいやり取りが多いと言わざるを得ないと思います」

坂田周大
「そうですか」

青山繁晴
「たとえば恥の上塗りで、礒崎さんっていう総理補佐官が、参考人で呼ばれると。政府内部の人間が、国会審議で参考人に呼ばれるなんて前代未聞ですけれども」

坂田周大
「うーん」

青山繁晴
「まあ、この、礒崎総理補佐官、何を言いたかったかというと、もう法的安定性って言葉、とても難しい言葉、ふだん聞きませんけれど、要は、憲法とか法律とか、解釈や使い方がいたずらにグラグラすると困っちゃうから、なるべくそうしないようにしましょうってことなんですけれども。おそらく礒崎さんの言いたかったのは、必要があったら国民を守ることが優先するんだから、法が変わったり、あるいは解釈が変わったりするということですよね」

image[150805-02isozaki.jpg]

坂田周大
「はい」

青山繁晴
「で、そうしたら、その、発言を取り消すと、いうふうに、その場しのぎの保身を言うだけじゃなくて、なぜ、真意はこうで、で、自分の言葉の使い方は、思わず興奮して全く悪かったという説明をしないのかってことですね」

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