「最近朝鮮事情」衆議院議員が見た20世紀初頭の朝鮮(1)
2015.07.27 Monday 01:19
くっくり
●又小便壺は大抵室の中に置いてあって、大人でも小児(こども)でも、客の前であろうが、誰が居ても構わずジャアジャアと小便する。又その小便器を口の側に持って寄せて唾を吐き込む。彼等は久しい慣習で、別に何とも思わぬらしいが、日本人の眼から見れば如何にも見苦しい。たまったもので無い。
●これが田舎になると一層ヒドいのは謂う迄も無いが、しかし田舎のみでは無い。京城でも割合に不潔で無いのは大路位のみで、少し折れて小路に入ると、その臭気は鼻を覆うてで無くては通れない程で、塵や芥(ごみ)が路の上に散り乱れて居り、家々の便所から大小便は勝手に流れ出つつある。そこら辺りを朝鮮の小児等は平気でガヤガヤと戯むれ遊んで居る。
●一度長雨が降ると、泥まった水は不潔物と一所になって、路の上でも脛の方までもくる程みなぎって、室内の道具など漂わしてもこれを洗うの何のと云うことは更に無い。
●婦人がボチャボチャ衣物の洗濯をして居るので、行って見れば濁り黒んで、小便水やら雨水やら更に見分けはつかない中にセッセと、揉んだり打ったり、汗水たらしてやって居る。
●右は朝鮮人の不潔の概略を述べたのであるが、しかし今日では到る所、大抵日本人の宿屋もあり、誰が往(い)ってもここに書いてあるような不快な目には逢わずに旅行することが出来るから、朝鮮にゆく人はその段は安心して往かれたい。
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[ソウル市内の小川で洗濯]
<朝鮮の人々(下)>
●朝鮮人は又概して勤勉貯蓄の思想が極めて乏しい。チョット見た所では仕事をする者は無いか知らんと思われる程、用も無いのに長い煙管(キセル)を以てブラリブラリしているのを到る所に見るのである。
●朝鮮人は至って遊惰安逸をむさぼり、その日さえ過ごさるれば骨を折って仕事をしようという考えも無いから、雑談にも困り無事に苦しむことがあっても、田舎などには娯楽に供する寄席のような手軽い便利な遊覧場などの、耳や目を喜ばすものも無く、ようやく盆栽をいじくったり、将棋かるたを弄ぶ位が主な楽しみで、その他は昼寝やら煙草をふかしなどして、その日を送るのである。
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