移設賛成派を封殺する沖縄二紙に百田尚樹氏を批判する資格はない
2015.06.29 Monday 02:14
くっくり
「市民の側ではなく、権力側に立つ人なのだと再認識させられる」
「島尻氏は昨年2月の国会質問で辺野古の市民運動に対し『危険な行為に先んじて対策を打つことが必要だ』と述べ、反対運動を弾圧するかのような『対策』を求めた」
「為政者に忠実であることが政治家だとはき違えてはいないか」
「移設反対の世論と向き合うべきだ」
(以上、琉球新報4月8日社説)
「島尻氏は2010年7月の参院選で米軍普天間飛行場の県内移設反対を掲げ、再選した。公約を破って、辺野古移設を進める島尻氏の方が『無責任だ』と思った県民は少なくない」
「民意を無視して新基地建設を強行し、過剰警備で市民を蹴散らすのが目指していた政治の原点か」
(以上、沖縄タイムス4月11日コラム)
島尻議員が公約転換したのは事実ですが、それも国益を考えてのことでしょう。
それに、そんなことを言い出したら、翁長知事も同じ批判にさらされなければなりません。
もともと県内移設を支持していたにも関わらず、それを転換して知事に当選した人ですから。
沖縄二紙の島尻議員へのバッシングについて、八重山日報編集長の仲新城誠氏が、「正論」2015年7月号にこう記しています。
【私が危惧するのは、島尻氏に対する県紙(注:沖縄二紙)の批判が「言葉狩り」以外の何ものでもないことだ。辺野古移設に前向きな発言がすべて「悪」ということになれば、政治家も萎縮して本音を言わなくなる(事実、沖縄ではそうなってしまっている)。政治家が本心を明かさなくなれば、有権者の政治不信は高まり、民主主義の基盤が突き崩される。
県紙はこの社説(注:上記 琉球新報)以外にも、島尻氏の発言を非難する読者の投稿などを掲載し、「島尻バッシング」にいそしんだが、一体、自分たちがやっていることの意味を分かっているのか疑問に思う。
島尻氏は県紙のバッシングに「心が折れそうになったこともある」と明かし、「指摘は指摘として真摯に受け止めなくてはならない。ただ、私は市民運動を否定しているわけではなく、市民運動に紛れてイデオロギー闘争を持ち込もうとしている活動家を許すわけにはいかないと言いたかった」と強調した。
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