アメリカ人はなぜ捏造史を信じるのか?ヨン氏の慰安婦問題分析 (付:谷山雄二朗さんのこと)

2015.06.15 Monday 01:28
くっくり



 ヨン氏は、中国が日韓を離反させ、日本を孤立させ、軍事力を増強させないように画策しているという文脈の中で、ホンダを論じています。

 中国政府は、近年、慰安婦問題で活発な動きを見せるようになってきました。

 2014年、慰安婦の“資料”を「世界記憶遺産」としてユネスコに登録申請したのは記憶に新しいところです(韓国も申請準備中)。

 ここ数カ月は日本との友好ムードを演出する場面も見受けられますが、それはAIIBに日米を引き入れたいという、当面の政治目標があるからに過ぎません。

 中国は韓国とは違ってしたたかです。
 韓国は瞬間湯沸かし器みたいなところがあって行動パターンが比較的読みやすいんですが、中国はじっくりと長期計画で工作を仕掛けてきます。

 私たちはついつい声の大きい韓国に目が行きがちですが、中国の動きもちゃんと見ておかなければいけないと思います。

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 さて、ヨン氏は、そう遠くない時期に、慰安婦問題にまつわる本の出版を考えているそうです。

 内容的には、第一章は常識論にして、1930〜40年代の日本がいかなる民族だったのか、そうしたところから日本人を紐解き、慰安婦問題の真相を理解できるようにするのだとか。

 そして旅行記のようにそれぞれの国について章を割いていくそうです。

 たとえば、インドネシアでは戦時中、オランダ女性への暴行という問題が起きましたが、これは前線部隊の逸脱行為だったことなどを記述するそうです。

 そして全体として、綿密な取材に裏打ちされた事実を紹介する、大学の教員が読むような信頼のおける本にしたいということです。

 慰安婦問題に関して、英語で日本の立場を解説する本は現在ほとんどありませんから、頼もしい限りです。

 出版時期はまだ分かりませんが、今から楽しみです。



※参考リンク
Michael Yon JP(マイケル・ヨン氏公式ブログ)
マイケル・ヨン氏の記事の日本語訳(二カ国語)(ケント・ギルバート氏のブログ 2014-11-29)

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