自衛官の命が大切なら国会で証言させろ! 青山繁晴「インサイト・コラム」

2015.06.10 Wednesday 19:49
くっくり



櫻井浩二
「ああー、そりゃそうですね、はい」

青山繁晴
「だから退職後把握してないってのはこれは、政府として、一体何たることだと僕は思うんですね」

櫻井浩二
「ふんふん、はい」

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青山繁晴
「で、しかも防衛省の公式見解として、これは、たとえば、閣議決定された答弁書などに出てくるんですが、退職されたあとも、公務で、つまり、自衛隊としての、自衛官としての任務で、たとえば精神疾患になられたとすると、それが、ま、証明されたら、公務災害認定になると。退職後も、公務災害認定になるのに、退職後何が起きたかは全然把握しないと。これ意味不明ですよね」

櫻井浩二
「あ、退職後もなるんですね。ああー」

青山繁晴
「あります。その、在職中にこうであったってことが分かれば、その時点で、分かった時点で、退職されていても、公務災害の認定は受けるわけですね」

櫻井浩二
「ああー、それだったらちゃんと把握してほしいですよね。数字も出してほしいですね」

青山繁晴
「うん、で、この、今の、その国会の安保法制の論議を見ててもですね、自衛官とは何かっていうことが、ふらふらで定まってないんですよね」

櫻井浩二
「うーん、はい」

青山繁晴
「で、あの、こういう話、いわば煽るつもりは全くないんです。というのはたとえばですね、この亡くなった56人の方で、原因不明っていう方ももちろん多いんですけれども、はっきりと精神疾患、が原因だと分かった方が、ま、25%いらっしゃるわけですね」

櫻井浩二
「はぁ〜、はい」

image[150610-05graf.jpg]
[グラフは毎日新聞より]
 
青山繁晴
「で、これ大変多いように見えますけれども、実は、海外に派遣されない自衛官で、在職中に、たとえば借金の理由などで、自決される方もいらっしゃって、それがたとえば2003年から2014年度で政府が統計取ってるんですけど、自決された方は1044人もいらっしゃるんですね」

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