【予言】憲法改正国民投票は大阪都構想住民投票と同じような展開をたどる
2015.05.18 Monday 03:32
くっくり
この方の投稿を簡単にまとめると、
大阪都構想はもともと自民党から出てきた。
その頃に自民党の大阪府連の幹事長だったのが、松井一郎氏(現知事)。
が、松井氏は、当時の橋下知事と対立した自民党大阪府連と意見が合わなくなり、自民党の維新の会という会派を作った。
それが後の大阪維新の会。
松井氏は自民党が検討した「未完成の都構想」を大阪維新の会に持ち込んで、重要政策として押し進めることとなった。
自民党が反対した理由は、府政のイニシアティブが取れなくなることと、コスト面や効果面で問題があること。
そして、維新の都構想が廃案になった時に、再び自民党内で練り上げて『完成した状態の都構想』か『コスト面と行政の刷新効果の高い別の改革案』を重要政策に掲げることとした。
ああ〜、言われてみれば。
当時の記憶がうっすらとですが甦ってきました。
今回の住民投票、自民党支持層で反対に投じた人が60%にとどまったのは(NHKの分析)、やはりこういう経緯もあったからでしょう。
(ちなみに私は国政では自民支持ですが大阪では無党派)
いずれは自民版の都構想案が出てくるかもしれません。
……が、仮に出てきてもそれは遠い将来になりそう。
自民党大阪府連の竹本直一会長は、反対多数の結果を受けた会見で、「住民投票なんて20年、30年早いと思っていた」と言っていました。
私の生きている間はたぶん無理でしょう。
とにかく反対派が勝利したことで、大阪では維新の力が弱まるのは必至。
守旧派・利権派が盛り返すことで、他の改革(特に役所の改革)も停滞するでしょう。
ただ、賛成票がここまで伸びたということは、現状の大阪市に不満を持つ人がこんなにも大勢いるということです。
一方、反対に票を投じた人も、都構想に反対はしたものの、100%現状のままでいいと思っている人は少ないはずです。
その重みを、反対した既存政党も十分受け止めていると思います。
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