時代の変化から目を背け、立ち止まるのはもうやめよう!Tweetまとめ15.05.01〜15.05.15

2015.05.16 Saturday 03:08
くっくり



 次に、1952年3月2日付朝日新聞で発表された世論調査結果。

 Q:
 政府は、この10月から警察予備隊を7万5000人から11万人にふやし、
 大砲なども持たせ、名前を保安隊に変えようと考えています。
 あなたはその必要があると思いますか、そんな必要はないと思いますか。
 A:
 必要がある 45%
 必要がない 25%
 わからない 30%

 Q:
 政府の考えているこのような保安隊や防衛隊は、
 軍隊だと思いますか、軍隊ではないと思いますか。
 A:
 軍隊である 55%
 軍隊でない 19%
 わからない 26%

 Q:
 いま日本に軍隊をつくる必要があると思いますか。
 そんな必要はないと思いますか。
 A:
 必要がある 32%
 条件によって必要 24%
 必要はない 26%
 わからない 18%

 さらに、ほぼ1年後の1953年2月14日付朝日新聞世論調査結果。

 Q:
 政府は保安隊や海上警備隊をだんだん強くしてゆこうとしていますが、
 賛成ですか、反対ですか。

 A:
 賛成 38%
 反対 20%
 条件による 12%
 やむをえない 12%
 意見なし 18%

 Q:
 あなたはいまの日本に軍隊をつくる必要があると思いますか、
 そんな必要はないと思いますか。
 A:
 必要がある 38%
 必要がない 29%
 条件による 14%

 朝鮮戦争の勃発以来、日本社会は無防備・非武装でいることの危険を本能的に察知して、現実主義的な選択をしなければいけないという自覚が強まっていたといえます。

 あれから長い年月が過ぎ、日本社会の平和ボケは進む一方でしたが、近年、支那や北朝鮮、それにテロの脅威が高まるにつれ、意識もかなり変わってきたと思います。
 (マスコミ報道は相変わらず平和ボケ状態ですが…)

 5月14日の会見における安倍総理のこの言葉を、私たち国民は今こそ共有すべきではないでしょうか。

「(戦後日本の平和は)『平和』『平和』とただ言葉を唱えるだけで実現したものではありません。自衛隊の創設、日米安保条約の改定、国際平和協力活動への参加。時代の変化に対応して平和への願いを行動へと移してきた先人たちの努力の結果である。 私はそう確信しています」

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