中韓の逆根回しを粉砕!安倍総理米議会演説は日本外交の稀に見る勝利! 青山繁晴「ザ・ボイス」
2015.05.01 Friday 02:38
くっくり
紳士淑女の皆さん、それは、アメリカが世界にもたらすことができるのは、過去も希望であった、現在も希望だと、そして未来もきっとそうだろう、そうでなければなりませんと。
hopeって言葉をすごくリズムに乗せる英語になっていて、これはもちろん外務省が書いたのだが、上出来だと思う。
あと隠し味として、一番最後の部分、
「Let the two of us, America and Japan, join our hands together and do our best to make the world a better, a much better, place to live.」
我々の住んでいる世界を、もっと住みやすい良い所にするために、私たちは手を結べますよねと。
そこで、「two of us」と言ってる。
つまり日本とアメリカは対等に役割を果たせるはずだってことを、最後にニュアンスとして、もう一度出していて、僕はこれはそれなりの意味はあると思っている。
この演説に至るまでに僕はいろんなことを勝手に総理サイドに申した。
たとえば天皇陛下の戦争をめぐるご発言をもっと参考にすべきだと言ったら、総理に一番身近な、それもインテリジェンスに関わる人々が、「いや、陛下におかれては今年、満州事変に初めて触れられたりして、それを参考にするわけにはいかない」と言ったので、何を寝言をおっしゃってるのかと。そんな官邸では困ると。
たとえば、陛下は、鳩山政権の時にむしろ一番長く、満州事変に触れられるどころか、小泉政権の時には、日本人が惨殺された済南事件、上海事件、ノモンハン事件、5・15、2・26に至るまで、ものすごく詳しく話されていて、むしろ安倍政権になってから、集団的自衛権の閣議決定があってからは、短く満州事変だけに触れられると。
(2015年3月19日「アンカー」前半参照)
image[150318-07kako1.jpg]
つまり陛下は、今の憲法がある限りは憲法を徹底的に守られるし、改正されたらその憲法を徹底的に守られ、常に憲法の擁護者でいらっしゃるから、したがってその憲法の中に、天皇陛下は実際に政治に関与しないという趣旨が明記されてるから、それをお守りになっている。
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