中韓の逆根回しを粉砕!安倍総理米議会演説は日本外交の稀に見る勝利! 青山繁晴「ザ・ボイス」

2015.05.01 Friday 02:38
くっくり


 「Toward an Alliance of Hope」。
 Allianceとは同盟。Hopeは希望。
 Towardはそっちに向かってということ。

 だから「今はまだ希望の同盟と言えない」という含みがある。

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 演説全体に表れてるのは、たとえば朝日新聞で日米防衛協力指針を見直したり、安保法制を成立させるというのを、国会も通ってないのに勝手に言いやがってみたいな、例によって、一体どこの国の新聞かという話をやってる。

 そうじゃなくて、たとえば自衛隊のあり方を変えるというのは、安全保障はアメリカにお任せで、日本国なのに国民を守らない、日本国民を守るのは何とアメリカだと、いつまでそういう戦勝国・敗戦国を引きずるのか。

 それだったら「希望の同盟」と言えないから、日本も対等に、自らの国民は自ら守り、そして国際社会に対する責任も果たして行きますという意味で、対等な同盟を目指すというのが、含みである。

 電話して、感激したよってアメリカの議員には特にこの話をあえてして、そうすると向こうの反応は決して芳(かんば)しいわけではない。

 「理解できる」って言った人もいるけれども、やっぱり「こっちは戦勝国なんだと、それ忘れてもらっちゃ困るよ」ってことを言われたが、それ言ってたら、一回の戦争の勝ち負けがずっと歴史を支配したら、一体世界はどうなるのか?

 そこを世界に問題提起したとも僕は思う。

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 日本のメディアが、マイク・ホンダ議員みたいに、明らかに中韓からアンフェアな工作を受けている議員を、延々取り上げて、まるで中韓に同調するっていうか、例によって僕の古巣の共同通信の記事も、「中国、韓国の出方が注目される」って、まるで文句言ってよね、お願いしますよって言ってるみたいな報道になっている。

 そういう報道というものには、いただいたメールを見ても、むしろ国民は辟易していて、これメディアの自殺行為だってことが分かりませんか?

 安倍さんの政治に対して、異論・反論、僕もある。項目で数えたら異論の方が多い。

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