日本の選挙の常識を疑え!天皇のもと1つにまとまってきた日本に戦後持ち込まれた制度は合うのか? 青山繁晴「インサイト・コラム」
2015.04.15 Wednesday 18:02
くっくり
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「そしてビラにも制限があって、制限が厳しくなって、要するに公示前よりも、特に地方選挙ですと、誰が候補者なのかってのが分かんなくなってるんですね」
櫻井浩二
「ははぁ、はい」
青山繁晴
「で、これ選挙公報ってやつが、地方でも国政でもあるんですけども、それはまず新聞を取ってる人だけに届く物で、あるっていうのが原則ですし、それから新聞取ってる人でも、チラシを普段から熱心に、1枚ずつめくっていく人でないと、その選挙公報があるってことに気がつかないってことも起きますよね」
image[150415-03kouhou.JPG]
櫻井浩二
「ああー、そうですね」
青山繁晴
「それで櫻井さん、実はこの、公示日、公示ってやつがですね、欧米諸国では、それがそもそもない国が多いんですよ」
櫻井浩二
「はあ〜」
本庄麻里子
「え〜」
青山繁晴
「それご存知ですか」
櫻井浩二
「いや、知らないです」
青山繁晴
「これ日本では実はほとんど知られてないんですけれども、これ逆に僕は今までアメリカ人やイギリス人に、むしろびっくりされてきたんですが、なぜその普段の政治活動と、選挙活動を分ける必要があるのかと」
image[150415-04oubei.jpg]
本庄麻里子
「う〜ん」
櫻井浩二
「ああー、なるほど」
青山繁晴
「はい。普段の選挙、いや、ごめんなさい、普段の政治活動こそが、選挙活動そのものであるべきであって」
櫻井浩二
「そうですね」
青山繁晴
「したがって、投票日が決まってればそれでいいじゃないかと」
櫻井浩二
「ええ、ええ」
青山繁晴
「で、実はそのとおりであって、この際、地方選挙のこの歴史的な低投票率をきっかけにして、国政まで考えて、この公示日っていう制度を、やめてしまって、その、普段からメディアも、それから、政治家や、新しい候補者の側も、政党も、一生懸命政治活動をしたり、政治活動を報じたり、私たち国民も関心を持ったりってことで、その中で、選挙の時にどうするかを考えていって、そして投票日はいついつになりますよってお知らせだけあって、その時にその、普段、知ってる候補者の活動について、是非を投票していくと、いう制度に変えるべきだと思うんですね」
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