日本は独立国家なのか?これで拉致被害者を救えるのか? 元海自士官の問いかけ

2015.04.06 Monday 01:33
くっくり


 奴隷解放っていつだか知ってるか?俺が生まれる100年前だ(1865年)。でも、俺は海軍中尉だ。白人に命令をしている」

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 次の日、昼食の時、仲良しのネイティブアメリカンが伊藤さんの隣りに座ってきて、食事をしながら喋っていたら、ふいにこう問いかけられたそうです。

 「お前は、何で奴(同部屋の黒人中尉)と一緒にいるんだ?そんなに一緒にいなくたっていいだろ?奴は黒人だぞ!」

 前日、奴隷の話を聞いて衝撃を受けていた伊藤さんは、「黒人だから何だ!」と言い返しました。

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 するとネイティブアメリカンの彼が返した言葉は……、

 「黒人っていうのは、生きていたいからって奴隷になったような奴らなんだぞ。俺たち黄色人種は、そんなことしない。日本人だってしないだろ。誇りがあるんだ。ネイティブアメリカンは、奴隷になることより、死ぬまで戦うことを選んだ。だからほとんど生き残ってない。日本人だって、屈服することよりも死ぬまで戦うことを選んだじゃないか。
 マッカーサーは逃げたけど、硫黄島、サイパン、日本兵は全員死ぬまで戦った。カミカゼはアメリカ海軍の空母に突っ込んでいった。…本土を焼かれても焼かれても戦い続けた。原爆。それも2発だぞ、落とされて、国土を民間人もろとも焼き尽くされ…」

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 伊藤さんは予想だにしない展開に混乱しました。
 黒人を差別するのかと思ったら、確かに差別だったが、切り口が違ったからです。

 「日本人は、命より大切な誇りの為に戦った、だからああいう戦い方になるんだ」
 とネイティブアメリカンの彼は言い、そして
 「その国の戦士のお前が、何で黒人と仲良くなれるんだ!」
 と喧嘩腰になって言ったそうです。

 しかし、前日に黒人中尉から奴隷の話を聞いており、黒人を貶(さげす)むような言葉を聞き流す気になれなかった伊藤さんは、喧嘩に持ち込む気満々でこう煽りました。

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