中国の新幹線・原発輸出に手を貸すのか?AIIB参加せず日本は自立を! 青山繁晴「インサイト・コラム」より
2015.04.01 Wednesday 19:48
くっくり
青山繁晴
「中国の新幹線と原発の信頼性の低さっていうのは、世界が懸念するところですね。それに日本が手を貸してどうするんですか」
image[150401-09sinkansen.jpg]
櫻井浩二
「はあ〜。はぁ、はぁ…」
青山繁晴
「だから、一見、その、日本だけ出遅れてるっていうメディアの報道ぶりが正しいかのように見えて、これミスリードの典型で、知らせるべき情報を知らせないで、まあ飾り立てて、思い込みで報道してるんですね」
櫻井浩二
「じゃあ日本政府としてはある程度そのへんは見極めてるってこともあるんですね?」
青山繁晴
「ええ、但しですね、この日本政府が慎重姿勢でいるのはあくまで、そのアメリカが、実質反対だからっていうことですよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「信念を持ってやってるって言うよりは。しかし、この、例えばイギリスが入っちゃったりするのは、その肝心のアメリカが、ふらふらしてて、その、態度がはっきりしない。つまり、いざとなったらアメリカが裏切って、ここに乗っかるんじゃないかってみんな考えてるわけですよ。それどうしてかと言うと、本当の根っこの根っこは、第二次世界大戦が終わってからずっと、アメリカが、この国際金融、国際社会でカネを貸したり、カネを借りたりする世界について、アメリカがずっと握ってきたんですよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「それが僕たちも学校で教わった、IMF、国際通貨基金とか、世界銀行ですよね」
櫻井浩二
「そうですね」
青山繁晴
「これあの、国際通貨基金とか世界銀行って言ってるけど本当はアメリカ通貨基金だし、アメリカ銀行なわけですよね。ドルが世界を支配してきたっていう現状がありますよね」
櫻井浩二
「ええ」
image[150401-10obama.jpg]
青山繁晴
「で、それが、戦わざるアメリカになって、つまり、テロにもう勝てないから、オバマさんはもう何もしないってことになって、自称『イスラム国』程度の、まあ、あの、ほんとは1万数千人しかいないような人たちが、残虐なことも平気でできるようになってしまった、それが経済、金融の世界にも、あの、当然影響して、このIMFとか、世界銀行の支配ってのはもう続けられなくなってるんですね。これお聞きになってどうですか?」
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